アプリ内の用語・仕様(0セントを目指す/基準ピッチ A の既定 442Hz/重音・和音・リズムの各モード)と整合させています。
このアプリについて
Q. harmonize はどんなアプリ?
音を「正しい高さ」にぴったり合わせる感覚=音感を、耳と指で鍛えるトレーニングアプリです。 2つのキャラクター(えびふりゃ/かきふりゃ)の声を重ね、スライダーで音の高さを動かしながら、うなりが消えて澄んだ響きになる位置を探します。重音(2音)・和音(3音以上)・リズムなど複数のモードがあります。
Q. 音楽の知識がなくても遊べる?
遊べます。理屈を知らなくても「濁って聞こえる→澄んで聞こえる」の変化は誰の耳でも感じ取れます。 このアプリは音程が合った瞬間の手応えを繰り返し体験することで、知識より先に「耳」を育てる設計です。本 Q&A の用語解説は、もっと深く知りたくなったときの読み物としてどうぞ。
アプリの使い方・設定
Q. 設定はどこ? どんなことが変えられる?
設定画面(ホームの設定ボタン)から、主に次のことを変更できます。
- サウンド設定:えびふりゃ/かきふりゃの音色(楽器の音)・音量・テスト音
- リズムの音:リズムモードの音色・音量・試聴
- 効果音の音量 / 効果音をミュート
- 基準ピッチ A(440〜446Hz)
- 音名表記(ドレミ/CDE など)
- 背景アニメーション・吹き出しガイド の表示
- 言語(自動+手動切替)
- 広告削除(課金)・開発を応援する
- データのリセット
Q. 「プレイヤー」って何?
**1台の端末を最大3人で分けて使うための“切り替え枠”**です(プレイヤー1/2/3)。 ホーム画面の 👤 ボタンから切り替えられます。家族で1台を共有したり、設定や進捗を分けて使い分けたいときに便利です。1人で使う場合はプレイヤー1のままで問題ありません。
Q. プレイヤーを切り替えると、何が変わる(分かれる)の?
プレイヤーごとに別々に保存されるものと、全プレイヤーで共通のものがあります。ここが分かりにくいので整理します。
プレイヤーごとに分かれるもの(切り替えると入れ替わる)
- 進捗(重音・和音・月面の解放状況と星、リズムのベスト星)
- 音色(えびふりゃ/かきふりゃ)と、それぞれの音量
- リズムの音色・音量
全プレイヤーで共通のもの(切り替えても変わらない)
- 基準ピッチ A・音名表記・効果音の音量/ミュート・背景アニメ・吹き出しガイド・言語などの設定
- 課金(広告削除、月面・リズムの買い切り解放) … 一度購入すれば全プレイヤーで有効
つまり、たとえば「プレイヤー2で星が0なのはデータが消えたのではなく、プレイヤー1とは別枠だから」です。👤 ボタンで元のプレイヤーに戻せば進捗もそのまま戻ります。
Q. 「データのリセット」はどのプレイヤーが消える? 課金もやり直しになる?
いま選んでいるプレイヤーの進捗だけが初期化されます。他のプレイヤーの進捗は消えません。 また、購入済みの広告削除・月面/リズムの買い切り解放は維持されます(リセットしても買い直しは不要です)。
Q. 効果音がうるさい。音を小さくしたり消したりできる?
できます。設定画面で2段階に調整できます。
- 「効果音の音量」:正解・不正解・拍手・結果などの効果音の大きさをスライダーで調整。
- 「効果音をミュート」:これらの効果音を完全にオフ(ボタンの操作音は残ります)。
うるさいと感じたら、まず音量を下げ、それでも気になるならミュートにしてください。
Q. 音色(楽器の音)は変えられないの?
変えられます。設定画面の**「サウンド設定」を開くと、えびふりゃ/かきふりゃそれぞれの音色を選べます。 テスト音で聴き比べながら選べ、音色・音量はプレイヤーごとに保存されます。リズムモードの音は別途「リズムの音」**から変更できます。
Q. 広告を消せないの?
「広告削除」(買い切りの課金)で消せます。設定画面、または画面上部のメニューから購入してください。 一度購入すれば、**機種変更や再インストール後も「購入を復元」**で引き継げます(同じ Apple ID が必要です)。「開発を応援する」は、広告削除とは別に開発者を支援するための任意の課金です。
Q. 表示言語を変えたい。
設定画面の**「言語」**から変更できます。「端末の設定に従う(自動)」のほか、手動で言語を選べます。 選択後、アプリを再起動すると反映されます。
Q. 「ドレミ」表記を「CDE」などに変えたい。
設定画面の**「音名表記」**で切り替えられます。英語(C D E…)・ドイツ語(C D E…H)・日本語(ハ ニ ホ…)・イタリア語(ド レ ミ…)から選べます。
Q. 背景のアニメーションやヒントの吹き出しを消したい。
設定画面で個別にオフ/変更できます。
- 背景アニメーション:オン/オフを切り替え。
- 吹き出しガイド:表示位置を「なし/右下/上」から選べます(「なし」で非表示)。
Q. 進捗を最初からやり直したい。
設定画面の**「データのリセット」**で初期化できます。消したデータは元に戻せないので、実行前にご確認ください。
Q. アプリが落ちる・固まる・音が出ない。
まず次をお試しください。
- アプリを一度終了して再起動する。
- 端末の消音(マナー)スイッチがオンになっていないか確認する(本アプリは消音中でも鳴る設計ですが、念のため)。
- 端末を最新の iOS に更新する。
- それでも直らない場合は、設定画面の**「Harmonizeを評価する」**やお問い合わせから状況をお知らせください(端末・iOS バージョン・発生手順を添えていただけると助かります)。
音感の基礎
Q. 相対音感って何?
ある音を基準にして、別の音がそこからどれだけ高い/低いか(=音程)を聴き分ける力です。 たとえば「ド」を聞いてから「ソ」を当てられるのは、2音の隔たり(5度)を相対的に捉えているからです。合唱・合奏で周りと音を合わせる、ハモる、といった場面で働くのは主にこの相対音感で、訓練で誰でも伸ばせます。harmonize が鍛えるのはこの力です。
Q. 絶対音感って何? 相対音感とどう違う?
基準の音なしで、単独で鳴った音の高さ(音名)を言い当てられる力が絶対音感です。 「いま鳴ったのはA(ラ)」と一発で分かる、いわば音の絶対座標を持っている状態。一方の相対音感は音と音の距離を捉える力で、別物です。 絶対音感は幼少期に身につきやすいとされますが、音楽を演奏・合奏するうえで本質的に重要なのは相対音感です。ハーモニーは音同士の関係で決まるためで、harmonize は相対音感(とその先の純正な響きを聴き取る耳)に焦点を当てています。
Q. 大人になってからでも音感は鍛えられる?
相対音感は鍛えられます。ポイントは正解の響きを何度も耳に焼き付けること。 harmonize では合った瞬間にうなりが消えてセント値が0に近づくので、「合った状態」を体で覚えやすくなっています。短時間でも毎日続けるのが上達の近道です。
音律 — 純正律と平均律
Q. 純正律って何?(※「純正率」と書かれることもあります)
倍音どうしがぴったり噛み合い、うなりが出ない“いちばん澄んだ”音程の取り方を純正律といいます。 2音の周波数比が 2:3(完全5度)や 4:5(長3度)のような単純な整数比になると、波形が周期的に重なり合って濁りが消えます。これが純正な響きです。harmonize で目指す「うなりが消える位置」は、まさにこの純正な音程です。
Q. 平均律って何? 純正律とどう違う?
1オクターブを均等に12分割した、現代のピアノなどで使われる調律法が平均律です。 どの調に転調しても破綻しない代わりに、5度や3度は純正からわずかにずれており、理論上はかすかに濁っています。
| 純正律 | 平均律 | |
|---|---|---|
| 響き | うなりが消え澄む | わずかに濁る |
| 利点 | ハモる、美しい | どの調でも均一に使える |
| 使われる場面 | 合唱・弦楽・管楽の合わせ | ピアノ・鍵盤楽器 |
ピアノは平均律で固定ですが、人の声や弦・管楽器は演奏中に純正へ寄せられます。harmonize はその「耳で純正に寄せる」感覚を訓練します。
Q. なぜ harmonize は純正な響きを目指すの?
合奏・合唱で本当に美しくハモるのは純正律の響きだからです。 平均律に慣れた耳でも、純正な5度・3度を聴くと「こっちが澄んでいる」と分かります。その差を聴き分けられるようになると、実際の演奏で音を寄せる判断ができるようになります。
セントとうなり
Q. セントって何?
音程の細かさを測る単位です。平均律の半音をちょうど100セントと定め、1オクターブは1200セントになります。 harmonize では、答えを決めたあとの結果画面で、正解とのズレを「+3.2 セント」のようにセントで表示します(0セントに近いほどピッタリで、±数セントまで詰めると星が多くもらえます)。プレイ中の合わせ方そのものは耳(うなり)で行い、セントは「どれだけ合っていたか」を後から知るものさし、と考えてください。
Q. 「うなり」って何? なぜ合うと消えるの?
2つの音の高さがわずかに違うとき、響きが「ワンワン…」と周期的に揺れて聞こえる現象がうなりです。 うなりの速さは2音の周波数の差にちょうど等しく、高さがそろうほど遅くなり、ぴったり合うと止まって消えます。 だから harmonize では「うなりが消える=合った」。プレイ中の手がかりは基本的にこの“うなり”という耳の情報です(画面に出る数値はいまの高さ=Hz で、合っているかどうかを直接示すものではありません)。
Q. プレイ中は何を頼りに合わせればいい?
耳で「うなり」を聴き、それが遅くなって消える位置を探すのが基本です。 画面には現在の高さが Hz で表示されますが、これは目安で、**「合った/ずれている」を教えてくれるのはうなり(耳)**です。答えを決めると結果画面でズレがセント値で出るので、「うなりが消えた感覚」と「実際のセント」を結果で照らし合わせて、耳の精度を上げていきましょう。最終的に画面の数値に頼らず耳だけで合わせられれば、本物の相対音感です。
基準ピッチ(チューニング)
Q. 基準ピッチ A って何? なぜ 442Hz が初期値なの?
オーケストラなどが合わせる基準となる「ラ(A)」の高さです。harmonize の初期値は A=442Hz。 国・時代・楽団によって 440〜446Hz など差があり、日本のオーケストラでは 442Hz が広く使われるため初期値にしています。設定画面で 440〜446Hz から選べます。
Q. 基準ピッチを変えると何が変わる?
すべての音の絶対的な高さが上下にスライドします(音程の関係=相対的な比率は変わりません)。 普段合わせている楽団や録音のピッチに合わせて練習したいときに調整してください。どの基準ピッチでも「うなりを消す=純正に合わせる」訓練の本質は同じです。
Q. 昔の音楽は今より低いピッチだったって本当?
本当です。バロック期などは A=415Hz 前後(現代より約半音低い)が使われることもあります。 古楽の演奏では今でも低いピッチが用いられます。(より低い歴史的ピッチへの対応は今後の拡張として検討中です。)
音程・重音・和音
Q. 「重音」と「和音」のモードはどう違う?
- 重音モード:2つの音を同時に鳴らして合わせる、ハモりの基本練習。
- 和音モード:3つ以上の音を積み重ねた和音を扱う、より実戦的な練習。
キャラクター(えびふりゃ/かきふりゃ)がそれぞれの声(パート)を担当し、あなたはその高さを調整して全体を純正な響きに整えます。
Q. ルート・3度・5度って何?
和音を組み立てる音の「役割」の名前です。
- ルート(根音):和音の土台になる中心の音。
- 3度:ルートの上に重なり、和音が**明るい(長3度)/暗い(短3度)**の性格を決める音。
- 5度:ルートと最も澄んで溶け合う、和音を安定させる音。
ハモるときに特にシビアなのが3度で、純正な長3度は平均律よりやや低めに取ると美しく決まります。
Q. 倍音って何? ハモることとどう関係するの?
ひとつの音には、その整数倍の高さの成分(倍音)がたくさん含まれています。 2つの音の倍音どうしが同じ高さで重なると、響きが噛み合ってうなりが消えます。これが「ハモる」の正体です。純正な音程(単純な整数比)で倍音がそろうからこそ、澄んだ響きになるのです。
トレーニングのコツ
Q. なかなか合いません。どう練習すれば?
- まず正解の音をよく聴いて、頭の中に響きを残す。
- スライダーをゆっくり動かし、うなりが遅くなる方向を探す。
- うなりが止まって消えた位置で指を止め、そこで答えを決める。
- 結果画面でセント(ズレ)を確認し、「合った響きの感覚」と答え合わせをする。
Q. 静かな環境とイヤホン、必要?
うなりはとても繊細なので、できればイヤホン・ヘッドフォンを推奨します。 スピーカーでも遊べますが、静かな環境のほうが微妙な濁りを聴き取りやすく、上達が早まります。
Q. 星はどうやって増える?
合わせた精度(0セントへの近さ)が高いほど、多くの星がもらえます。 高精度を狙うほど耳が鍛えられる設計なので、クリアで満足せず星3つの精度を目指してみてください。