① 押して鳴らす(エンコード)
キーの下の小さな数字が、そのキーの2音(低群+高群)。音は控えめの音量で鳴ります(iPhone はマナーモード解除が必要です)。
回線に人の声や雑音が乗っている状態を再現します。混ぜたままキーを押しても、解読は狂いません。
② 音を聴いて解読(デコード)
キーを押すと、鳴った音だけからここに復元されます
 
解読はボタンの信号を見ていません。実際に鳴っている音の波形を毎フレーム受け取り、8つの周波数のエネルギーを測って「低群1つ+高群1つ」が立った瞬間にキーを確定しています。
8つの聴診器 ── 各目標周波数のエネルギー
青=低群(697・770・852・941 Hz)紫=高群(1209・1336・1477・1633 Hz)。キーを押すと、それぞれの群でちょうど1本ずつが立ち上がります。この2本の組がキーの正体です。
スペクトラム ── 2本の山
鳴っている音の全体像。DTMFの音は、どのキーでも山がきっかり2本だけ立ちます。
おまけ:FSKで文字を「ピーガガガ」にして送る
文字を 0/1 のビット列にし、0=低い音(1200 Hz)1=高い音(2400 Hz)で鳴らします。昔のカセットテープにプログラムを保存した方式(FSK)を、聴き取れる速さまで落とした再現です。受信側は各ビットの区間でどちらの周波数が強いかを測って 0/1 に戻し、文字を復元します。