MIDIメッセージ・インスペクタ ── 鍵盤を押すと、楽器の間を流れる「指示」が見える
下の鍵盤を押したり離したりすると、その瞬間にMIDIケーブルを流れるバイト列(16進数)と、その意味が表示されます。音はブラウザ内のシンセが「指示を受け取った音源」として鳴らしています。MIDIが送っているのは音の波形ではなく、この数バイトの指示だけです。
鍵盤(押す=ノートオン/離す=ノートオフ)
C4〜B5
100 ch 1
実際の機材には「ノートオン(90)でベロシティ0を送る」ことをノートオフの代わりにする流儀もあります。ボタンで切り替えて、流れるバイト列の違いを見てください。
いま流れたメッセージ(3バイトの解剖)
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ステータスバイト
先頭bitが1=命令の合図。上位4bit=命令の種類下位4bit=チャンネル
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データバイト1=ノート番号
先頭bitが0=データ。使えるのは7bit(0〜127)。60が中央のド(C4)
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データバイト2=ベロシティ
鍵を押した強さ。これも0〜127
ステータス ノート番号 ベロシティ
まだメッセージがありません。上の鍵盤を押してみてください。鍵を押した瞬間と離した瞬間、それぞれ3バイトずつ流れます。
メッセージログ(新しいものが上)
1秒間に流せるのは31,250bit。1バイトの送信には開始・停止の合図を含めて10bitを使うので、毎秒3,125バイトです。3バイトのノートオンなら理屈の上では毎秒1,000回あまり送れます。「音そのもの」ではなく「指示」だから、この細さの回線で40年やってこられました。