ごろた浜でベラを狙う
9時ごろから釣り開始。 先週ベラが釣れた同じ場所を狙う。 前回と同様、パワーイソメの擬似餌を使い、ちょい投げで底を探る。
ジグヘッドにパワーイソメ

結果、ベラとクサフグが釣れた。
ベラは、どうやら アカササノハベラ のようだ。 キュウセンのメスだと思い込んでいたのだが、帰宅後に図鑑を確認すると特徴がよく一致していた。
先週釣れた小さなベラも、おそらく同じ魚だろう。
ベラの仲間は、生まれたときはすべてメスで、成長の過程でオスへ性転換する「 雌性先熟(しせいせんじゅく) 」という特徴を持つ。
関西ではベラを美味しく食べると聞いていた。 いつか食べてみたいと思っていたので、今回は持ち帰ることにした。
サイズは15cmほど。 ベラとしては、まぁ食べてみるには合格点なサイズだろう。
アカササノハベラ

初めてベラを食べる
アカササノハベラを捌く

ベラは表面のヌメリを落としながらウロコを取る。 意外にも、しっかりとしたウロコがびっしり付いていて驚いた。
砂に潜ったり岩礁の海底で暮らす魚だから、粘液とウロコで体を守っているのかもしれない。
ウロコを取ると薄い皮が残る。 皮を剥ぐより、 皮付きのまま炙って霜造り にする方が良さそうだ。
アカササノハベラの三枚おろし

身が小さくて少し大変だったが、なんとか三枚おろしにして刺身にした。 頭と中骨は味噌汁へ。
ベラ一匹では寂しいので、スーパーでホウボウの刺身も追加。
ベラ、ホウボウの刺身とベラのアラ味噌汁

さて味の方だが、これがなかなか美味しいではないか。
クセや臭みはまったくなく、ぷりっとした上品な白身。 味噌汁の出汁もきれいで、魚臭さは感じない。 むしろスーパーで買ったホウボウの方が、臭さがあった。おそらく食品トレイや調理過程の匂いが移っている感じがした。
ただしベラは骨が硬く、身が小さいため、アラは少し食べづらい。
火を通すと身がほろっと柔らかくなるので、 天ぷらや唐揚げにするとさらに美味しいかもしれない。
ベラの天ぷら丼、想像するとなかなか美味しそうだ。
ちなみにキュウセンはこのベラよりもさらに美味しいらしい。 これはベラを本命に狙う釣りも、続けてみたくなる。
自作フロートシンカーで根掛かり対策
ここからは釣りの話。
今回はパワーイソメのちょい投げで、底の魚を狙った。 ベラだけでなく、カワハギや根魚も釣れないかと思い、エサも持参。
自作フロートシンカーと塩漬けバナメイエビ

エビ餌はブルブルとしたアタリはあるが、餌だけ取られてしまう。 おそらくフグだろう。
そこで今回は パワーイソメ一本 で釣りを続けることにした。
今回の最大のテーマは 根掛かり対策 である。
ジェット天秤よりさらに根掛かりを減らすため、 自作のフロートシンカー を使うことにした。
コルクとオモリを組み合わせたシンプルなものだ。
フロートシンカーは海底で立ち上がるため、 石の隙間に入り込みにくく、根掛かりしにくい。
さらにハリスも底から少し浮くので、 ごろた石の下敷きになりにくいのではないかと考えた。
自作フロートシンカーを使った仕掛け

結果、この日は シンカーのロストはゼロ 。 根掛かりしてもハリスだけで済んだ。
ジェット天秤より、明らかに根掛かりは減った。
フロートシンカー、かなり良いかもしれない。
市販品もあるが、意外と高い。 また、ちょい投げにちょうど良い重さを選びにくい。
そう考えると、 自作するのは十分アリ だと思う。
仕掛けの構成は大きく2つ考えられる。
- リーダーの途中に入れる方法
- 胴付き仕掛けのオモリとして使う方法
今回は前者で試した。
ただしフロートシンカーを直結すると、 リーダーと絡むライントラブルがやや多い。
天秤を挟めば解決するかもしれないが、 重さでフロートシンカーが倒れてしまう可能性もある。
そう考えると、 胴付き仕掛けが一番相性が良いかもしれない。
次回はそちらも試してみたい。
当日の海の様子
12時前、海水温を測定。
海水温15.6度

水温は 15.6℃ 。
波はやや強く、途中から潮も速くなった。 仕掛けが横へ流される場面もあった。

障害物の多いごろた浜

フロートシンカーの弱点はここだろう。
水中で立つ構造のため抵抗が大きく、 潮に流されやすい。
また浮力があるため、 実際の重さより水中では軽く感じる。
アンカーのように底を固定する能力は弱い。
それでも、 仕掛けをロストしにくいメリットの方が大きい。
シンプルな仕掛けなので手返しも良い。
10時少し前にアカササノハベラ、 11時半にクサフグが釣れた。
パワーイソメに喰らいつくクサフグ

口の小さいフグが釣れたのは嬉しい。 このサイズが掛かるなら、カワハギも期待できそうだ。
フロートシンカーの作り方
最後に、ワインコルクを使ったフロートシンカーの作り方。
私はスパークリングワインのコルクを使ったが、 普通のワインコルクでも問題ない。
ただし大きさが違えば浮力も変わるため、 シンカーの重さは調整が必要になる。
今回は
コルク:約10g バレットシンカー:1oz(28g)
合計で約38g
シーバスロッドでギリギリ投げられる重さで、 水中でもきれいに自立する。
ただし、コルクの浮力があるため、水中では25g程度の重さとなる。
作り方はシンプル。
コルクの中心に穴を開け、 ワイヤーを通してアイを作る。

反対側をバレットシンカーへ通し、 抜けないように曲げて固定。

隙間は スーパーX で充填し、 シンカー全体をコーティングしておく。
これで分解防止と鉛の保護ができる。
さらにコルクは耐久性を考えてコーティングする。
私は自作ルアーで使う セルロース を使用した。 どぶ漬けして乾燥させるだけなので簡単で、 見た目もきれいに仕上がる。
もっと手軽に作るなら エゴマ油などの乾性油 でも良いだろう。
乾性油は乾くと固まるため、 防水処理として使える。
空気抵抗が大きいので、 ジェット天秤ほどは飛ばない。
それでもシーバスロッドのちょい投げなら 50m程度は十分飛ぶ。
デザインを削り込めばもっと飛ぶだろうが、 旋盤などが欲しくなって沼に入りそうなので、 私はこのあたりで満足しておく。
写真左がフロートシンカー、右がフロートリグ用の海面に浮くタイプ

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シンカーの形や重さを変えたときの感度、根掛かり、沈み方は、こちらの記事にもまとめています。
釣行データ
fish-info --lat 35.2556 --lon 139.1597 --place '小田原' --date 2026-03-07 --hour 11
Generated by shell-toolbox / fish-info.sh
- 日付: 2026年3月7日
- 時間: 11:00
- 場所: 小田原
- 天気: 快晴
- 気温: 14℃
- 風: 東 4.6m/s
- 気圧: 1009.1hPa
- 波: 1.0m / 南 / 周期6.5s
- 海水温: 15.3℃
- 潮: 中潮
- 日の出: 06:05
- 日の入: 17:43
- 月齢: 17.9
