結論から言うと、日当たりのあまり良くない東京のベランダでも、茎ブロッコリーはたくさん収穫できました。この記事は、2020年6月下旬のタネまきから秋の収穫までの栽培記録です。先に要点をまとめておきます。
- タネまきから90日目に頂花蕾を摘芯。摘芯後は脇芽から側花蕾が次々と伸びて、長いあいだ収穫を楽しめた
- 真夏に葉枯れらしき症状が出たが、枯れた部分を取り除いて様子を見ただけで、それ以上広がらず薬剤なしで乗り切れた
- 追肥を40日ほど忘れてしまっても元気に育つくらい丈夫で、家庭菜園初心者にも育てやすい野菜だと感じた
スーパーではじめて茎ブロッコリーと出会って以来、茎ブロッコリーのファンでございます。茎ブロッコリーは、ふつうのブロッコリーより調理がしやすく、色んな料理に使えて便利な野菜です。そんな茎ブロッコリーを、ぜひ自分でも育ててみたいと思い、挑戦しました!
ちなみに、茎ブロッコリーは、スティックセニョールとも呼ばれます。家庭菜園の書籍を読みあさり、ネットを駆使しながら試行錯誤して、楽しく野菜を育てています。そんな私の茎ブロッコリー菜園記録ですが、みなさまのご参考になれば幸いでございます。
茎ブロッコリーの特徴と育て方
茎ブロッコリーのタネまきは、7月中旬〜8月中旬が適期で、タネまきから約120日後に次々と収穫できます。私は少し早めの6月下旬にタネをまきましたが、問題なく育ちました。
ふつうのブロッコリーは頂点に大きな花蕾がひとつ成りますが、茎ブロッコリーは頂花蕾を摘芯したあと、脇芽から伸びる細い側花蕾を次々と摘み取って収穫していくスタイルです。一度にドカンと穫れるのではなく、少しずつ長く収穫できるのがベランダ菜園向きだと思います。
タネまき、茎ブロッコリー栽培スタート(2020年6月26日)
茎ブロッコリーのタネはダイソーで購入しました。
この日、小さなプランターを使って、3箇所にタネを撒きました。

発芽成功(2020年7月11日)
無事に茎ブロッコリーは発芽して、本葉がでてきました。

雨の泥はね対策として、土を藁でマルチングすることにしました。こうすることで、よく湧いてくるクロバネキノコバエの発生を抑えられます。

移植(2020年7月18日)
プランターが小さすぎたので、三本の中からいちばん状態が良いものを1つ選んで8号プランターに植え替えることにしました。

定植、第二株タネまき(2020年7月24日)
植え替えてから数日後、葉が大きく育ってきました。

この日、もうひと苗を育てようと思い、ポリポットにタネまきを行いました。どうせなら大きなプランターでふたつの苗を育てたほうがラクなので、またまた植え替えることに。移動してばかりで茎ブロッコリーには申し訳ないです。(^_^;)これが最後で、定植とします。

フェルトプランターを使いました。フェルトプランターは、鉢底石いらずで、フチを折り曲げれば大きさも自由に変えられるのでおすすめです!
支柱(2020年8月6日)
支柱を立て、まっすぐ育つようにしました。茎ブロッコリーの根も、しっかり根付いたようです。茎ブロッコリーは草丈が伸びて頭でっかちになっていくので、風の強いベランダでは早めに支柱を立てておくと安心です。

ところで、ポリポット苗の方は少し徒長気味のようです。本葉まで育ってきたのでそろそろ移植します。

第二株の定植、追肥(2020年8月8日)
ポリポットで育てていた苗を定植しました。定植後は水やりをたっぷりとあげました。また、プランターの端を掘って追肥をしました。株元に直接肥料が触れないよう、プランターのフチ寄りに埋めるのがポイントです。

病害虫発生(2020年8月16日)
▼ 写真では一見丈夫そうなブロッコリーです。

▼ 良く観察してみると葉が枯れ始めています。

茎ブロッコリーの葉は肉厚で丈夫そうなので、枯れることはないと思っていただけにショックでした。枯れている部分を拡大レンズで確認してみます。

なにかのカビでしょうか?ここのところミニトマト はじめ、チンゲンサイ や空芯菜 も病害虫がちらほら発生しています。最高気温が40℃近くにもなる猛暑の中、この暑さは辛いのかもしれません。ひとまず枯れた葉を取り除いて、様子を見ることにしました。
▼ 2020年7月15日〜8月15日までの気温グラフ
栽培58日目 追肥(2020年8月22日)
この日、一緒に植えているにんじんとともに追肥をしました。
順調に育つ(2020年8月27日)
先日の枯れた葉ですが、その後はとくに病状が広がることなく育っています。ほっとしました。葉枯れを見つけても、すぐに薬剤に頼らず、枯れた部分を取り除いて数日様子を見るくらいでちょうど良いのかもしれません。

夏の暑さのピークが過ぎ、これからは徐々に涼しくなっていくので、ブロッコリーもほっとしているかもしれませんね。
▼ 後から植えたもう一株のブロッコリーも成長してきた。

頂花蕾の摘芯(2020年9月24日)
茎ブロッコリー、だいぶ立派に成長しました。タネまきからちょうど90日目です。

ようやく頂花蕾が成りましたので、ここで摘芯します。頂花蕾を摘芯することで、脇芽から側枝が伸びて側花蕾がなっていくようです。摘芯といっても、頂花蕾をハサミでパチンと切るだけです。せっかく育った花蕾を切るのはもったいない気もしますが、摘んだ頂花蕾もふつうに食べられますので、ご安心ください。

側花蕾の摘み取り収穫(2020年10月2日)
先日の摘芯の後、脇芽から側花蕾が育ってきました。そろそろ食べられそうなので、初になる茎ブロッコリーの摘み取り収穫を行いました。側花蕾は、つぼみが固く締まっているうちに、花が咲き始める前に摘み取るのがおすすめです。

追肥(2020年10月3日)
9月10日にやる予定だったはずの追肥をすっかり忘れていました。最後の追い肥は8月22日なので40日ほど空けてしまいました。それでもブロッコリーは病害虫にやられることなく、キレイに成長していたので追肥を忘れても問題なかったようです。追肥はプランターの側面の3ヵ所に、化成肥料を10gずつ埋め込みました。後からタネまきした株も順調に育っています。

茎ブロッコリーの収穫(2020年10月13日)
少しですが茎ブロッコリーをまとめて収穫することができました。

ペペロンチーノと一緒に炒めてみると、茎ブロッコリーの歯ごたえがいい感じで美味しかったです。茎ブロッコリーは下茹でなしでそのまま炒め物に使えるのが、ふつうのブロッコリーにない手軽さですね。

その後の様子(2020年11月17日)
写真で比較すると分かりますが、まだまだ大きく成長しています。側花蕾を摘み取ると、脇芽から次々と茎ブロッコリーが生えてきます。一度にたくさんは穫れませんが、食べたい分だけ少しずつ収穫できるのは、ベランダ菜園ならではの楽しみです。

第2株の頂花蕾(2020年11月19日)
こちらの茎ブロッコリーは7月24日に種まきした第2株です。頂花蕾が成長し始めたのでもうすぐで摘芯できそうです。

第一株は90日で頂花蕾を摘芯できたのに対して、第二株は現在118日目ですからちょっと成長が遅い感じです。種まきが遅かったので、秋の寒さや日照不足が影響したのでしょうか?
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今回のベランダ菜園で使いやすい道具をまとめておきます。フェルトプランターは鉢底石いらずで、培養土を配送で頼めるのも楽です。