結論から言うと、 直射日光が1日2時間ほどしか当たらない東京の半日陰ベランダでも、ゴーヤは収穫まで育ちました。 ホームセンターでふと見つけた苗をフェルトプランターに定植し、摘心・人工授粉・追い肥を続けた結果、15cmほどの実を初収穫できています。「日当たりの悪いベランダでもゴーヤが育つのか知りたい」という方に向けて、定植から初収穫までの栽培記録をそのまま残しました。摘心・人工授粉・追い肥・初収穫のタイミングが気になる方は、各見出しの補足も参考にしてみてください。

はじめに、ゴーヤの一般的な栽培時期を載せておきます。

🌱 ゴーヤの栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
種まき
植え付け
収穫
※ 中間地(関東など)の目安。発芽適温25〜30℃と高め。グリーンカーテンにするなら5月中の植え付けが目安。

ゴーヤの苗を購入(2023年6月5日)

ホームセンターでゴーヤの苗を購入し、フェルトプランターで余っていた土に定植しました。 ゴーヤの苗を定植

紫蘇を寄せ植え栽培(2023年6月12日)

ゴーヤの周りにはシソとバジルのタネを適当にばら撒いておきました。それらが芽生えています。

シソ科の種を寄せ植え

この頃、近所のあちらこちらで紫陽花がとてもキレイに咲いています。

近所の紫陽花近所の紫陽花近所の紫陽花

支柱を立てる(2023年6月13日)

ゴーヤがツルで伸びていく ことも知らず、慌てて支柱を立てました。

支柱を立てる

Note
ゴーヤはグリーンカーテンにも使われるくらいですから、本来は網(ネット)を使った方がツルを伸ばしやすく管理しやすいです。

2週間後 (2023年6月19日)

わずか2週間ですが、ものすごい勢いでゴーヤが成長しています。

上野にある不忍池(しのばずのいけ)の蓮も繁茂してきました。今年は開花を眺めてみたいですね〜♪

上野恩賜公園、不忍池上野恩賜公園、不忍池

ベランダを越えるゴーヤ(2023年6月28日)

バジルとシソの間引きもしなければと思いながらほったらかし状態。

バジルとシソが密生

とうとうベランダの柵を超えてしまいました。ゴーヤってグリーンカーテンにも使われるようで、まったく知りませんでした。

ベランダを越えようとするゴーヤ

ゴーヤの摘心 (2023年6月29日)

摘心すると枝分かれして収穫量が増えるそうです。少し遅いですが、摘心してみました。

ゴーヤの摘心

Note
摘心の補足:親づるの先を摘むと小づる・孫づるが増え、雌花が付きやすくなります。収穫量を増やしたいなら、つるが伸びきる前の早めの摘心がおすすめです。

直射日光が当たるのは長くても2時間程度です。残りの時間は半日陰状態の環境です。

直射日光が当たる

雄花ばかり (2023年7月15日)

ゴーヤの花はよく咲くのですが実が一向につきません。気になって調べてみたところ、 ゴーヤの雄花ばかり が咲いているようでした。

ゴーヤの雄花ゴーヤの雄花ゴーヤの雄花

雌花は小づるや孫づるによく付く そうです。ですから少し摘心してみました。

雌花がちらほら (2023年7月25日)

ゴーヤの赤ちゃんのような実を抱えた花がちらほら見えてきました。これがゴーヤの雌花です。虫に受粉を任せるのは心配なので、雄花を摘み取って人工授粉させました。果たしてゴーヤの実は成長してくれるのでしょうか?

ゴーヤの雌花ゴーヤの雌花ゴーヤの雌花

Note
人工授粉の補足:雄花を摘み取り、花粉を雌花の中心へそっと付けます。花が開いている朝のうちに行うと着果しやすかったです。半日陰で虫が少ない環境ほど、人工授粉が効いてくる印象でした。

ひっそりと成る実、追い肥 (2023年8月12日)

ゴーヤのつるに隠れてひっそりと実が大きくなっていました。10cmほどでしょうか。日当たりの悪い場所でもゴーヤがすくすく育つことに少し安心します。

ゴーヤの果実

また、この頃から1週間に追い肥を行います。リン酸多めのハイポネックスを選びました。500倍に薄めて肥料を与えてあげます。

ハイポネックス6-10-5ハイポネックス6-10-5ハイポネックス6-10-5

Note
追い肥の補足:実が付き始めたタイミングで、リン酸多めの液体肥料を薄めて週1回ほど与えました。葉やつるばかり茂って実が付きにくいときは、窒素分を控えめにすると様子が変わりやすいです。

その後の様子 (2023年8月16日)

ベランダの一角がゴーヤのツルで埋め尽くされています。他の野菜にまで絡まろうとするのでその度に摘心してます。次回育てる時は絶対ネットを使います。 ゴーヤのつる

雌花が次々と咲く (2023年8月19日)

こまめな摘心の効果でしょうか?あれほど待ち侘びても咲かなかった雌花がここ最近次々と咲き始めてます。

ゴーヤの雌花ゴーヤの雌花ゴーヤの雌花

受粉してさらなる実も付けています。

ゴーヤの雌花

ゴーヤの初収穫 (2023年8月27日)

最初に発見したゴーヤの実ですが、どこまで大きくなるのか分からなかったため収穫せずに放っておきました。するとここ2日ほどで一気に黄色くなったので収穫することにしました。大きさは15cmほどで少し小ぶりです。ここの環境だとこのサイズが限界でしょうか?

ゴーヤの初収穫

Note
初収穫の補足:半日陰では実が大きくなりきる前に黄色く熟しやすいので、15cm前後を目安として早めに収穫すると食べやすいです。緑色のうちに採るのがゴーヤの食べごろです。

直射日光が2時間ほどの半日陰でも、定植から約3か月で初収穫までたどり着けました。実は少し小ぶりでしたが、日当たりの悪いベランダでもゴーヤは十分に楽しめる、というのが今回の結論です。

半日陰のベランダで育てた他の記録

日当たりの弱いベランダで何を育てるか迷っているなら、ゴーヤ以外のベランダ菜園記録も参考になります。

今回ゴーヤと一緒に寄せ植えしたシソとバジルは、半日陰でも育てやすい組み合わせでした。実のなる野菜は人工授粉などの手間がかかるので、まずは葉物から試すのもおすすめです。

関連アイテム

今回のベランダ菜園で使いやすい道具をまとめておきます。フェルトプランターは大きめの苗でも扱いやすく、培養土を配送で頼めるのも便利です。ゴーヤはツルがよく伸びるので、最初から支柱ネットを用意しておくと管理がぐっと楽になります。追い肥にはリン酸多めの液体肥料を使いました。