あさりと豚バラ肉、そして豆腐をコチュジャンベースの合わせ調味料で煮込む、辛みのある韓国の鍋料理がスンドゥブチゲです。その昔、某焼肉居酒屋店でよく調理していたレシピを再現してみました。 ミニダッチオーブン ですと1人分を作るのにちょうど良く、もちろん土鍋や石鍋などの調理器具でも作れます。

スンドゥブチゲの材料(1人分)

食材分量備考
豆腐1/2丁4等分にカット
あさり適量砂抜きしておく
豚バラ肉2枚一口サイズにカット
長ねぎ20g斜め切り
250cc
A ごま油小さじ1
A コチュジャン大さじ1
A 鷹の爪1本
A 粉末唐辛子小さじ1
A おろしにんにく小さじ1
A 鶏がらダシ小さじ1
A ナンプラー小さじ1
A お酒大さじ1

スンドゥブチゲの作り方

  1. 塩分濃度3%の塩水であさりを砂抜きしておく
  2. 材料Aを混ぜ合わせ、スンドゥブチゲの素を作る
  3. 豆腐1/2丁を4等分、ネギは斜めぎり、豚肉は適当な大きさにカットする
  4. フライパンに分量外のごま油を引き、あさりと豚肉を色が変るまで炒める
  5. ②のスンドゥブチゲの素を加え、具と絡めながら軽く炒める
  6. 水と豆腐を加え、強火にかける
  7. 沸騰したら少し火を弱め、そのまま4分煮込む
  8. 長ねぎを加えてさらに1分煮て、卵を落とし入れたら完成

スンドゥブチゲの実践

ここからは実際にスンドゥブチゲを作っている様子をご紹介いたします。

スンドゥブチゲの素を作る

はじめに、ボウルに材料Aを加えてよく混ぜ合わせ、スンドゥブチゲの素を作ります。味の要になるのが コチュジャン で、手元になければ豆板醤小さじ1と甜麺醤大さじ1でも代用できます。ナンプラーが苦手な方は醤油に替えても構いません。辛さは 韓国産の粉末唐辛子 や鷹の爪の量で調整してください。

材料Aを混ぜ合わせ、合せ調味料を作る

スンドゥブチゲの調理

ミニダッチオーブンにごま油を引き、強火で熱します。そこへあさりと豚肉を加え、豚肉の色が変わるまで炒めます。スンドゥブチゲの素を加えて肉と絡めながら軽く炒めます。 軽く炒めることでコクのあるスープに仕上がります ので、ぜひ最初にスンドゥブチゲの素を炒めましょう。 豚キムチ鍋(チゲ鍋) でも同じようにコチュジャンと豆板醤を最初に炒めてコクを出しています。

あさりと豚肉を色が変わるまで炒める合せ調味料を絡めて軽く炒める

分量の水を加え、豆腐を静かにおきます。私は絹豆腐で作りましたが、おぼろ豆腐の方が本来のスンドゥブチゲに近くなるかもしれません。そのまま沸騰させて、 沸騰したら火を弱めて4分煮込み ます。

水を加える豆腐を静かに入れる沸騰したら少し火を弱め、4分煮る

長ねぎを加えてさらに1分煮ます。最後に卵を落とし入れたら完成です。鍋がグツグツ湧いている状態で提供するとお店っぽい雰囲気が出ると思います^^

スンドゥブチゲの完成

スンドゥブチゲの雑学

スンドゥブチゲ - wikipediaより

朝鮮語でスンドゥブは「純豆腐」、チゲは「鍋料理」を意味します。純豆腐は日本のおぼろ豆腐のような柔らかい豆腐のことです。 日本版のwikipedia によると、小型の土鍋(トゥッペギ)にアサリやシジミを敷き、豆腐と肉・野菜を入れて、コチュジャンや唐辛子粉、にんにく、ごま油で辛く味付けして煮込み、最後に生卵を落とす料理とされています。もともと庶民的な鍋だけあって、具や配合は家庭ごとにさまざまなようです。

この料理が広く知られるようになったきっかけは韓国の外にありました。1990年代に米国ロサンゼルスのコリアタウンで人気となり、専門店チェーンが生まれて、やがて韓国へ逆輸入されたと伝えられています。韓国ドラマ『梨泰院クラス』で長家の会長チャン・デヒがスンドゥブチゲを食べるシーンも印象的でした。私も2000年代に某焼肉居酒屋店の調理場でよく作っていた、思い出のある一品です。

同じミニダッチオーブンで作る韓国系のレシピなら、おこげが香ばしい 石焼ビビンバ や、出汁を効かせた 豚キムチ鍋 もあわせてどうぞ。ほかの料理は ミニダッチオーブンのレシピ16選 にまとめています。