この2日間の結論を先にまとめると、次のような実験でした。
- 周期 9 秒前後のうねり日は、釣り開始前の時点でかなり厳しい
- 投げ竿と大型リールで飛距離は少し伸びたが、劇的ではなかった
- 仕掛けとオモリのバランスを崩すと、飛距離より先にロストが増える
釣行記録としてだけでなく、御幸の浜で遠投を試す前の失敗メモ として残しておきます。
3月28日(土曜日)
現場に到着したものの釣り人の姿がなく、嫌な予感がした。 案の定、うねりがひどく、釣りにならなかった。
ライブ映像で大磯海岸がサーファーで賑わっている時は、うねりが強いのかもしれない。 また、下田港の有義波周期が9秒以上で、波高も高い時はうねりが入っている可能性がある。 これは以前、 うねりで釣りにならなかった日 のグラフともよく似ている。 こうしたことから、釣行前に海の状態をある程度予測できそうだ。

同じ考え方の整理は、小田原ゴロタ浜でうねりが強かった日の記録 でもまとめています。
それでも小一時間ほど、釣りの練習だと思って試したいことをやってみた。 今回は8.6ftほどのシーバスロッドに、投げ竿で使うような大型のスピニングリールを装着。 これで飛距離がどの程度変わるのか、実験してみたかったのだ。
UNFIX S86M-5 x スーパーエアロ スピンジョイ 35極細
メインラインはPE0.8号。そこから0.8-6号13mの力糸をFGノットで結束し、1oz程度のシンカーを付けたダウンショットリグをフルキャストしてみた。 しかし、通常のリールと飛距離に大差はなかった。 飛んで60m程度がいいところ。 劇的に飛距離が伸びるかと期待していただけに、少し残念だった。
そのほか、糸オモリで作ったスティックシンカーも試した。 これは予想外によかった。 根掛かりしにくそうなわりに、底の地形が読めるだけの情報量があった。

一方で、期待していたナツメオモリを連結して作ったNutsシンカーは微妙だった。 底からの情報量が少なすぎる。 これは熱収縮チューブを被せてしまったことも大きな要因かもしれない。 当然ながらゴムなので、地形とオモリの間のクッションになってしまい、コツコツとした地形の感度が伝わらなくなってしまう。
エフェクター製作でいえば、熱収縮チューブが高周波をカットするローパスフィルターの役割を果たしているようなものだ。 釣り糸が振動という低周波を手元まで伝えていると考えると、その構造は糸電話にもよく似ている。 つまり、コンデンサや抵抗を使った電子工学以前のフィルターを、物質だけで形成しているようなものなのだ。 音響工学のような知識が、釣りにもまんざら応用できないわけではないのが面白い。
逆に、魚もこちらの振動を感じているのだとすれば、手元から低周波(音楽)などをスピーカーや骨伝導のような形で伝えて、食わせやすくすることはできないだろうか――などと空想した。
クサフグらしきアタリとサンドワームの破壊は見られたが、この日は坊主だった。
釣行データ(3月28日)
fish-info --lat 35.2556 --lon 139.1597 --place '小田原' --date 2026-03-28 --hour 8
Generated by shell-toolbox / fish-info.sh
- 日付: 2026年3月28日
- 時間: 08:00
- 場所: 小田原
- 天気: 晴れ
- 気温: 11.3℃
- 風: 北東 1.1m/s
- 気圧: 1014.6hPa
- 波: 0.6m / 南東 / 周期8.2s
- 海水温: 15.5℃
- 潮: 若潮
- 日の出: 05:36
- 日の入: 18:00
- 月齢: 9.3
3月29日(日曜日)
下田のグラフを見る限り、昨日と変わらず有義波高周期は9秒以上。 そのため、うねりが激しく、釣りは厳しいだろうと予想していた。 ところが予想に反して、心配していたうねりはだいぶおさまり、比較的釣りがしやすい海だった。
いつもの御幸の浜にお昼前に到着。 購入したばかりの投げ釣り竿に、昨日の大型リールを組み合わせ、正統派の投げ釣りタックルで挑んだ。 竿の長さが2.6mから4.05mに変わり、どれだけ飛距離が出るのか楽しみだった。

いつもシーバスロッドで使っていた35g以下のオモリなら、安心して軽い力でフルキャストできる感じだ。 飛距離も10mほどは伸びただろうか。 つまり、今までのシーバスタックルで60mだったのが、70mくらい飛んでいる感覚である。
その後、オモリを25号に変えてみると、さらによく飛ぶ。 御幸の浜の人工リーフに届いているので、80mくらいは飛んでいるのではないだろうか。 ※力糸が13m+2色ちょっとなので
ところが油断した。 人工リーフは根掛かりする。 どうも構造物の穴にオモリが落ち、底から引き上げようとすると角に引っ掛かるようだ。 そうなるとどうしようもなく、捨てオモリになってしまった。
御幸の浜で釣り人が少ない理由がよく理解できた。 また、釣り人がいても、キス釣りのような投げ竿タックルの人を見かけないのも納得だった。
さらに油断した。 人工リーフを狙わず普通にキャストしていても、オモリをロストしまくる。 それもそのはずで、胴付き仕掛けの幹糸は2号のまま細いのに、オモリだけは一気に50g〜100gへと変更していたからだ。 キャストした瞬間に、オモリだけが飛んでいく。
最初は高切れというか、キャストの仕方が悪かったのかと思っていたが、どうもそうではない。 よく見ると、すべてオモリを接続しているスナップサルカンの結束部分から切れている。 つまり、幹糸が細すぎて、キャスト時の負荷に耐えられなかったということだ。
初歩的なミスなのに、その場ではそこに思い至らず、無駄なロストをたくさんしてしまった。 罪悪感も残り、かなりへこんだ。
その後、御幸の浜から少し左の山王海岸へ移動。 ここなら人工リーフがないので、フルキャストし放題だ。 しかし手持ちのオモリはどんどんなくなり、ついには30gの自作フロートシンカーを投げ竿でフルキャストする始末だった。

竿を変えるだけで、これほど大きな変化とトラブルが出るとは思わなかった。 これを教訓に、オモリをロストしないよう仕掛けを見直すことを誓った。

クサフグらしきアタリとサンドワームの破壊は見られたが、この日もまた坊主だった。
釣行データ(3月29日)
fish-info --lat 35.2556 --lon 139.1597 --place '小田原' --date 2026-03-29 --hour 12
Generated by shell-toolbox / fish-info.sh
- 日付: 2026年3月29日
- 時間: 12:00
- 場所: 小田原
- 天気: 快晴
- 気温: 15℃
- 風: 南東 3.4m/s
- 気圧: 1015.5hPa
- 波: 0.4m / 南東 / 周期8.2s
- 海水温: 15.9℃
- 潮: 若潮
- 日の出: 05:34
- 日の入: 18:01
- 月齢: 10.3
使用タックル
- ロッド: ダイワ プライムサーフ T 25-405・W
- リール: シマノ スーパーエアロ スピンジョイ 35極細
- ライン: PEライン 0.8号
- 仕掛け: ダウンショットリグ
- ワーム: Gulp! サンドワーム
