はじめに
この記事は、/mobile-vendor-market-share/ の更新版です。
いま現在の日本・世界のスマホメーカー別シェアを知りたい方は、この 2026 年版を読めば大丈夫です。
一方で、2022 年当時のメーカー構成や当時の見え方をそのまま確認したい場合は、旧版記事も参考になります。
こんな疑問にお答えします。
- 2026年の日本で、いちばん使われている Android メーカーはどこか
- 2022年版から見て、どのメーカーが伸びて、どのメーカーが消えたのか
- 世界全体では、Samsung と中国メーカーのバランスはどう変わったのか
この記事では、StatCounter Global Stats のモバイルメーカー(Device Vendor)データをもとに、日本と世界のスマホメーカー別シェアを比較します。
2026年6月に確認した時点で、StatCounter 上で取得できる最新月は 2026年5月 でした。
なお、2022 年版からの変化が分かるように、前回記事と比較しながら読める構成にしています。
3秒でわかる要点
なお、本記事のメーカー別シェアは モバイル端末全体に占める割合(iPhone を含む) です。「Android の中だけで見た順位」については、各章の本文で補足します。
国内のスマホメーカーシェア(2026年5月)
まずは日本国内です。2026年5月時点でも、国内モバイルシェアの約6割は Apple(iPhone)が占めています。 2022年の 67.6% からはやや下がったものの、依然として一強であることに変わりはありません。
注目すべきは Android 側の顔ぶれの入れ替わりです。2022年に Android メーカー首位だった Sony(Xperia)が 10.8% → 2.73% と大きく後退し、代わりに Google(Pixel)が 2.36% → 7.6% へ急伸して Android 勢の先頭に立ちました。日本メーカーの代表格だった Sharp(AQUOS)も 1.74% → 0.28% とほぼ姿を消しています。低価格帯で支持を広げた Xiaomi は 1.31% → 4.76% と存在感を増しました。
日本で Google Pixel が伸びた理由を、当事者として
ここからは少し個人的な話です。実は私自身、最近 Google Pixel 10a を購入しました。データで見えた「日本での Pixel 躍進」を、ちょうど中の人として体験している格好です。
Pixel 10a は日本市場をかなり意識した端末で、手に取ると やや角張った小ぶりなボディ が印象的です。古い iPhone 4、最近で言えば iPhone 12 mini を彷彿とさせる手のひらサイズで、最近の「とにかく大画面」という流れとは逆を行く潔さがあります。以前使っていたのが Xiaomi の 5G 対応 Redmi だったので、ずいぶん気持ちが一新されました。
ただ、正直に書くと 想像していたほど端末そのものを酷使してはいません。 最近の私の開発スタイルは AI 主導で、パソコンで Claude Code を CLI から立ち上げ、あとは外出先からスマホアプリでリモートに指示を出す、という形がほとんどです。その指示出しは音声入力が中心になります。
そうなると面白いもので、iPhone と Android の違いはもはやそこまで本質的ではない、というのが実感です。AI が使えればプラットフォームはどちらでもよく、音声入力の精度も大差はありません(強いて言えば Google に分があり、さらにサードパーティ製の音声入力アプリを使えば差はほぼ埋まります)。
それでも Android を選んだことに後悔はありません。理由は Android アプリ開発にも手を広げたいから です。AI のおかげでクロスプラットフォーム展開のハードルが以前より大きく下がり、「実機として Android を1台持っておく」ことの価値が上がりました。Pixel の躍進という今回のデータは、こうした「開発者にとっての扱いやすさ」も一因なのかもしれません。
Google Pixel 10a 日本限定モデル(Isai Blue・SIMフリー)
背面が完全にフラットな角張ったデザインと、AI 機能・音声入力の使いやすさが魅力。日本で伸びている Android の代表格です。価格や在庫は Amazon でご確認ください。
Amazonで見る世界全体のスマホメーカーシェア(2026年5月)
つづいて世界全体です。世界では Apple が 31.95% で単独首位、残りを Android メーカーが分け合う構図です。Apple は 2022年の 28.29% から微増しました。
Android 側の首位は引き続き Samsung ですが、シェアは 27.68% → 18.84% と大きく落としました。代わりに台頭したのが中国メーカー群です。Xiaomi(8.84%)、Oppo(5.64%)、Vivo(5.58%)、Realme(3.83%)、Honor(1.12%) が横並びで層を成し、合算すると Samsung 単独を上回ります。
一方で、かつて世界4位(6.41%)だった Huawei は米制裁の影響で 1.66% まで縮小。日本で一時代を築いた Sony は 0.43% → 0.1%、Sharp は 0.02% → ほぼ計測されない水準 と、世界の舞台では日本メーカーの存在感はさらに薄くなりました。
まとめ
2022年版から4年で、スマホメーカーの勢力図はこれだけ動きました。
- 日本: Apple 一強は不変。ただし Android 首位は Sony → Google Pixel へ交代。Sharp・Sony といった国内勢が後退し、Google と Xiaomi が伸びた。
- 世界: Apple が微増で首位。Android 首位の Samsung は維持しつつ大きく後退し、中国メーカー群が横並びで台頭。Huawei は制裁で崩落。
- 共通して言えるのは、Google(Pixel)の存在感が日本でも世界でも上がったこと。AI 時代の開発のしやすさも含め、Pixel は「使える1台」としての地位を固めつつあります。
購入判断の参考にする場合は、最新の OS シェア(iPhone と Android の比率)もあわせて確認すると、全体像がつかみやすくなります。
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