みょうががたくさん手に入ったら、酢、砂糖、塩で甘酢漬けにしておくと、そうめんやご飯ものに使いやすくなります。さっと茹でてから清潔な瓶に入れ、冷蔵保存して翌日から食べる作り方です。

保存期間は瓶の消毒や水分、冷蔵環境で変わるので、長く持つと断定せず、状態を見ながら早めに食べ切る前提で作ります。使い道は 薬味たっぷりそうめんみょうがの酢漬けバーガー にも広げられます。

みょうがの甘酢漬けのレシピ・作り方

<材料>

食材分量
みょうが200g
100ml
砂糖大さじ3
小さじ1/2

<作り方>

  1. みょうがをよく洗い泥を落とす
  2. みょうがをさっと茹でる
  3. 煮沸消毒した瓶へ移し、酢・砂糖・塩を加えて冷蔵保存する

完成したみょうがの甘酢漬けは、翌日から食べられるようになります。甘さをひかえたい場合は、砂糖の量を調整してください。清潔な瓶に入れて冷蔵保存し、色や香りを確認しながら早めに食べ切るようにします。

みょうがの甘酢漬け みょうがの甘酢漬け

赤い色素のアントシアニン

アントシアニン とは、植物に含まれる紫色の色素の名前で、赤紫蘇、みょうが、なすの皮、紫キャベツ、紫玉ねぎ、ラディッシュ、紫芋、いちご、ブルーベリー、ぶどうなどに含まれています。ポリフェノールの一種で、 紫外線から実を守る 働きがあります。

梅干しを作る時に、赤紫蘇を梅酢に浸すと一気に鮮やかな赤色になりますが、これはアントシアニンが 酸性ではピンク色 に、 アルカリ性では青色 や緑色に変化するという性質があるからです。みょうがにもアントシアニンが含まれているため、酢漬けにすることで爽やかなピンク色に染まるのですね。

みょうがと日本人

ところでみょうがは、3世紀に書かれた『魏志倭人伝』に記録が残っています。『魏志倭人伝』は中国の『三国志』中に出てくるお話で、日本列島にいた民族・住民の倭人(日本人)の習俗や地理などについて書かれている歴史書です。 原文は漢文ですので、わかりやすく現代語訳された書籍をもとに一部を参考させていただきました。

倭の地では、真珠や青玉を産出する。山からは丹(赤色顔料)が採れる。木にはユズリハ・トチ・クス・ボケ・クヌギ・スギ・カシ・ヤマグワ・カエデがある。竹にはササ・ヤダケ・フジがある。ショウガ・タチバナ・サンショウ・ミョウガがあるのだが、それらがよい味であることを知らない。

このように『魏志倭人伝』にも日本にみょうがが存在していたことを知れるのですが「それらがよい味であることを知らない」と書かれています。当時の日本人はみょうがを食べなかったのでしょうか?しかも今では和食に欠かせない生姜や山椒までもが食べられていない様子です。これには驚きました。 また『魏志倭人伝』は他にも非常に面白いショッキングな内容を知ることができます。現代語訳でも数ページの短い文章ですので簡単に読むことができます。約2000年前の日本の生活感がリアルに伝わってくるので、一度お読みになると面白いですよ。

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みょうがの甘酢漬けは、薬味たっぷりそうめん の酸味担当にしたり、みょうがの酢漬けバーガー に挟んだりできます。保存食としては、青唐辛子の酢漬けきゅうりのピクルス も近い作り方です。