鉄分たっぷり補給!ひじきの煮物の作り方・レシピ

鉄分たっぷり補給!ひじきの煮物の作り方・レシピ

鉄分たっぷりのひじきの煮物の作り方をご紹介します。 ひじきには鉄分が豊富と言われていますが、実はひじきの処理に使う鍋が鉄釜だったことが原因 という説があります。現在の日本ではステンレス釜で処理されるので、以前より鉄分が少ないとの情報もちらほら。 それなら、 鉄鍋で煮て調理すれば鉄分が増える のでは?と思ってやってみました。実際に鉄分を計るすべはないのですが、鉄分不足が気になる方はこの方法をご参考になさってみてください。 ひじきの煮物の材料(7人分) 食材 分量 備考 ひじき 20g 水で戻しておく にんじん 中1/2 スナップエンドウ 5本 油揚げ 1枚 こんにゃく 少々 ごま油 少々 お好みの油で しょうゆ 大さじ1.5 砂糖 大さじ1.5 みりん 大さじ1 水 適量(200ml程度) 長く茹でる場合は水を多めで 旬の具材をお好みで色々入れてみました。あくまでもひじきが主役なので、他の材料が大くなりすぎないように注意します。 ひじきの煮物の作り方 分量外の水で、ひじきを15分ほど浸して戻す 他の材料を食べやすいサイズにカットする 鉄鍋にごま油をひき、硬い材料から炒める ③へひじきと他の調味料すべてを加え、煮汁が少なくなるまで煮る 煮汁がなりそうになったら粗熱をとり、タッパへ移して冷蔵保存で完成 ひじきの煮物の実践 ここからは実際に作っている様子をご紹介いたします。 なんとなく適当に材料を選びました。今回の材料の選別は成功で、美味しかったです。にんじんと油揚げは欠かさずに入れた方が美味しいかと思います。それ以外はお好みでその都度変えてみても。 ちょっと材料が多すぎて1つの鉄鍋に収まらなかったので、2つの鉄鍋を使って調理しました。 鉄分を取りたい時は、キャンプ道具で使うダッチオーブンやスキレットを積極的に使うようにしています。調理器具としても鉄の方が保温性が高く、美味しく調理できるのでおすすめですよ! ひじきを煮すぎて失敗することはないと思うので、分量より多めの水で30分くらいかけて弱火で調理しました。じっくり煮た方がなんとなく鉄鍋から溶け出す鉄分も多くなりそうです。 煮詰めたらそのまま冷まします。粗熱が取れたらタッパなどへ移し冷蔵保存して完成です。 甘めに味付けすると日持ちしやすいです。1週間くらいは持ちます。 ひじきの煮物の牛丼の動画 レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。 関連アイテム このレシピで使いやすい道具をまとめておきます。鉄鍋で調理したい方は、スキレットやダッチオーブンが使いやすいです。 ...

公開: 2023年6月28日 · 更新: 2026年2月18日 · Toshihiko Arai
カブ浅漬けの作り方・レシピ

カブ浅漬けの作り方・レシピ

塩だけで作るカブの浅漬けの作り方をご紹介いたします。漬物にすることでカブの日持ちもするのでおすすめの方法です。カブの葉は黄色くなりやすいので、カブを入手したらすぐに漬物にすると良いです。 カブ浅漬けの材料 食材 分量 備考 カブ 300g 水 300ml 塩 21g 水の7% カブ浅漬けの作り方 カブの葉と実を切り分けよく洗う カブの実は縦半分にカットして7mm幅に、葉は5cm幅にカット 漬物容器にカブと塩水を加えよく混ぜ合わせる ③の上に重石をのせ、冷暗所で1日漬けて完成 カブ浅漬けの実践 塩分濃度7%の塩水 を加えます。 冷暗所に置き、丸一日漬けたら食べごろです。その後は冷蔵保存にします。

公開: 2023年6月25日 · 更新: 2026年2月18日 · Toshihiko Arai
ワタまで丸ごと、ヤリイカの煮付けの作り方|酒の肴にぴったり

ワタまで丸ごと、ヤリイカの煮付けの作り方|酒の肴にぴったり

ワタまで使って煮込む、丸ごとヤリイカの煮付けの作り方をご紹介いたします。 イカのワタを使うのは、最初は少し怖いです。臭かったらどうしよう、どんな味になるんだろう、と思っていました。 でも実際に作ってみると、嫌な臭みはまったくありませんでした。ワタを一緒に煮ることで、ちょうどよい旨みに変わったのだと思います。専門的なことは言えませんが、少なくともこのときはワタを全部入れて正解でした。 これはご飯のおかずというより、どう考えても酒の肴です。煮汁をしっかり煮詰めて、こってりした味に仕上げるのがおすすめです。 ヤリイカの煮付けの材料 食材 分量 ヤリイカ 3杯 醤油 適量 酒 適量 みりん 適量 砂糖 大さじ1 醤油、酒、みりんはあえて細かく計量しません。 煮付けは、最後に煮詰めながら味を決める料理です。毎回きっちり計らなくても、鍋に回し入れて、煮詰まったときに酒の肴としてちょうどよい濃さになれば十分です。 最初から醤油を入れすぎると戻せないので、慣れていない場合は醤油だけ少し控えめにして、最後に煮詰めながら調整すると作りやすいです。 ヤリイカの煮付けの作り方 イカの背骨を抜き、ワタは捨てずに取っておく 身は食べやすい輪切りにする 鍋にイカ、ワタ、調味料をすべて入れて火にかける 沸騰したら弱火にして煮る 煮汁がこってりするまで煮詰めて完成 イカの身が固くなるのが嫌な場合は、火が通ったところで身だけ一度取り出し、煮汁だけを煮詰めます。最後にイカを戻してタレを絡めれば、身を煮すぎずに仕上げられます。 ワタは全部入れました。特にワタを洗ったりはしていません。鮮度のよいヤリイカなら、ワタごと煮ても嫌な臭みは感じませんでした。ただし、明らかに傷んだ匂いがする場合は無理して使わない方がよいです。 ヤリイカの煮付けの実践 3杯のヤリイカ イカの背骨を抜き、ワタを取っておきます。ワタを使うと、ただ甘辛いだけではなく、酒の肴らしい濃い旨みが出ます。 イカと調味料をすべて入れる 調味料は鍋に直接入れます。醤油、酒、みりん、砂糖を入れたら、そのまま火にかけます。 弱火で煮込む 沸騰したら弱火にして煮ます。ワタが煮汁に溶けて、だんだん濃い色になっていきます。 汁気がなくなったら火を止め完成 煮汁がほとんどなくなるくらいまで煮詰めると、こってりしたヤリイカの煮付けになります。 日本酒にも焼酎にも合う、かなり酒の肴寄りの味です。ワタを入れるのが不安でも、一度試してみる価値はあります。 関連記事 するめいかで作る煮付けはこちらです。こちらでは、イカの身を一度取り出してから煮汁を煮詰める作り方も紹介しています。 するめいかの煮付けの作り方・レシピ

公開: 2023年6月24日 · 更新: 2026年4月25日 · Toshihiko Arai
小松菜の野沢菜漬け風の作り方・レシピ|塩2%で発酵させる保存食

小松菜の野沢菜漬け風の作り方・レシピ|塩2%で発酵させる保存食

小松菜を使って、野沢菜漬け風の発酵漬物を作りました。小松菜の重さに対して 塩2% を揉み込み、出てきた水分ごと保存瓶に詰めて乳酸発酵させる作り方です。 発酵の見極めは、泡が出ることと、ほんのり酸味が出ること。今回は6月の室温26℃くらいで3日置き、冷蔵庫に移してから1週間ほどで食べごろになりました。 小松菜の野沢菜漬け風の作り方・レシピ <動画> レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。 動画を再生 動画で全体の流れを見て、「作ってみようかな」と思った方は、記事の最後に 使いやすい道具 もまとめています。保存瓶やキッチンスケール選びの参考にもどうぞ。 <材料> 食材 分量 備考 小松菜 適量 塩 小松菜の重さの2% 鷹の爪 2本 輪切り <作り方> 小松菜をよく洗い、5cm幅にカット ボウルに小松菜を移し重さを計り、重量の2%の塩と鷹の爪を入れてよく揉む ラップを引いて重石をし、そのまま2時間放置 煮沸消毒した瓶に③を汁ごと詰めていく 蓋を軽く開けたまま冷暗所で3日ほど放置 泡が沸々と出て酸味が出てきたら冷蔵保存で完成 発酵で失敗しにくくするポイント 小松菜の野沢菜漬け風は、自家製ザワークラウト と同じように、塩分濃度と空気の触れ方が大事です。 小松菜の重さを量り、 小松菜の重さの2%の塩 を使う 小松菜から出た水分は捨てず、保存瓶へ一緒に入れる 小松菜が空気に触れないよう、漬け汁に浸かる状態にする 発酵中はガスが出るので、保存瓶のフタは軽く閉める 日数だけで判断せず、泡と酸味が出てきたら冷蔵保存に切り替える 小松菜の野沢菜漬け風の実践 ここからは実際に作っている様子をご紹介いたします。 小松菜の準備 小松菜をよく洗い、5cm幅にカットします。 ...

公開: 2023年6月24日 · 更新: 2026年4月27日 · Toshihiko Arai

ESP32でESP-NOWを使って通信してみよう

はじめに この記事では、M5StickC PLUS のボタンを押すと ESP32 のLEDが点滅するデモを通じて、ESP-NOWによるデバイス間通信の実装方法を解説します。ESP-NOWはWiFiアクセスポイント不要・相手のMACアドレスだけで通信できる手軽な無線プロトコルで、BLE(Bluetooth Low Energy) と比べてもコードがシンプルです。M5StickC PLUSとESP32開発ボードがあれば、この記事のコードをそのまま動かせます。 ESP-NOWとは ESP-NOWをもう少し詳しくみてみます。こちらにESP-NOWのドキュメントがありますので、目を通しておくと良いでしょう。 ESP-NOW ドキュメントを翻訳すると、ESP-NOWは次のように説明されています。 ESP-NOWは、Espressifによって定義されたコネクションレス型Wi-Fi通信プロトコルです。アプリケーションデータはベンダー固有のアクションフレームにカプセル化され、接続なしで1つのWi-Fiデバイスから別のWi-Fiデバイスへ送信されます。CBC-MACプロトコル(CCMP)を使用したCTRでアクションフレームを暗号化してセキュリティを確保します。スマートライト・リモコン・センサなどで広く使われています。 TCPのようなハンドシェイクがないためデータ到達の保証はありませんが、高速かつ省電力な通信を実現できます。単純な送受信であれば使う関数はわずかで、すぐに動かせます。 プログラミング M5StickC PLUSを送信機、ESP32を受信機として実装します。送信するには受信機のMACアドレスが必要なので、まず受信側のプログラムを書き込んでMACアドレスを確認してください。 受信側のプログラム(ESP32) Serial.println(WiFi.macAddress()); を実行することで、ESP32のMACアドレスをシリアルモニタへ表示します。表示されたMACアドレスをメモして下さい。 ESP-NOWを使ってデータを受信するには、esp_now_init() で初期化し、esp_now_register_recv_cb(onReceive) でデータ受信時のコールバックを登録します。WiFiモードは WIFI_STA(ステーションモード)を指定します。 #include <esp_now.h> #include <WiFi.h> const int LED_PIN = 13; bool ledState = false; void toggleLed() { if (ledState) { ledState = false; digitalWrite(LED_PIN, LOW); } else { ledState = true; digitalWrite(LED_PIN, HIGH); } } void onReceive(const uint8_t* mac_addr, const uint8_t* data, int data_len) { char macStr[18]; snprintf(macStr, sizeof(macStr), "%02X:%02X:%02X:%02X:%02X:%02X", mac_addr[0], mac_addr[1], mac_addr[2], mac_addr[3], mac_addr[4], mac_addr[5]); Serial.println(); Serial.printf("Last Packet Recv from: %s\n", macStr); Serial.printf("Last Packet Recv Data(%d): ", data_len); for (int i = 0; i < data_len; i++) { Serial.print(data[i]); Serial.print(" "); if (data[i] == 222) { toggleLed(); } } } void setup() { Serial.begin(115200); pinMode(LED_PIN, OUTPUT); Serial.println(WiFi.macAddress()); // このアドレスを送信側へ登録します WiFi.mode(WIFI_STA); WiFi.disconnect(); if (esp_now_init() == ESP_OK) { Serial.println("ESP-Now Init Success"); } esp_now_register_recv_cb(onReceive); } void loop() { } 送信側のプログラム(M5StickC PLUS) slaveAddress を、受信機のMACアドレスに書き換えてください。esp_now_peer_info_t で送信先の情報を登録し、esp_now_register_send_cb(onSend) で送信完了イベントを登録します(不要なら省略可)。データの送信は esp_now_send(slaveAddress, data, sizeof(data)) だけです。 ...

公開: 2023年6月23日 · 更新: 2026年5月25日 · Toshihiko Arai
バッファーエフェクター 両電源、カップリングコンデンサレス【BUFFER!! V3.2】〜究極のナチュラルサウンドを求めて、その8

バッファーエフェクター 両電源、カップリングコンデンサレス【BUFFER!! V3.2】〜究極のナチュラルサウンドを求めて、その8

はじめに オペアンプのボルテージフォロワ回路を使ったバッファーエフェクター、BUFFER!! V3.2の製作記録です。両電源を使うことで入力と出力のカップリングコンデンサを除去し、ベースを直接つないでも余計な色づけが少ないナチュラルな音を狙いました。 この記事では、回路の狙い、4558を選んだ理由、入力インピーダンス、はんだや配線材、2本の9V電池を使う実装までをまとめます。前後の実験は BUFFER!!V2.0実験ノート や 自作エフェクターまとめ から追えます。 カップリングコンデンサレス カップリングコンデンサを除去するために、両電源を採用しました。これにより電解コンデンサのESRやタンデル性能の悪さによる音質劣化を防ぐことに成功し、クリアなサウンドを実現しました。 バッファーのみでジャズベースを演奏してみました。こちらの動画をご覧ください。 動画を再生 ちなみに動画内で弾いている曲は、バッハの「プレリュード/平均律 第1巻 第1番 ハ長調 BWV-846」をエレキベースにアレンジしたものです。 オペアンプによるシンプルなボルテージフォロワ回路です。2回路入りのオペアンプの1回路だけを使いました。 以前のバージョンでは、オペアンプの余った回路で仮想GNDを作って単一電源で動かしていました。しかし、仮想GNDと出力端子に10mV程度のオフセット電圧が生じてしまい、カップリングコンデンサが必要でした。オフセット自体を除去することも可能ですが、回路が複雑化します。両電源にした方が結果が良いと判断し、本バージョンへ至ります。4558を使った場合、GNDと出力端子のオフセット電圧を1mV以下に抑えられました。 オペアンプ 搭載オペアンプは、ローノイズに改良されたNJM4558DDです。 4558の入力部はPNPトランジスタで構成され、入力抵抗が5MΩ以上と高くてエフェクター回路で使いやすい定番のオペアンプです。位相補償内蔵で静電負荷容量に強く、ボルテージフォロワでも発振の心配がありません。入力インピーダンスの高いデュアルオペアンプであれば、他のオペアンプに入れ替え可能で、たとえばFET入力のTL072へ入れ替えると違いが分かりやすいです。とはいえ、4558でも十分に高音質なナチュラルサウンドが楽しめます。 インピーダンス 入力インピーダンスは約500kΩで設計しました。もしも1MΩへ変更したければ、回路図中のR1の値を1Mへ変更してください。 経験上、入力インピーダンスが高過ぎると高域がうるさいので500kΩがおすすめ。外来ノイズの影響も受けにくいです。 出力先の負荷は4558の性能上、2kΩ以上で使用してください。 はんだ 過去に7種類ほど、はんだによる音質を比較しました。視聴した結果、DUTCH BOY(黒缶)がしっくりきたので採用。基板はエッチングによる手作り基板です。銅箔表面は酸化防止のためにはんだメッキしました。 DUTCH BOYは透き通るような低域の実現と、きらびやかな高音域の艶があり、ギターやベースなどと相性が良いです。 残留フラックスはフラックスクリーナーでキレイに除去済みです。 電子部品 性能の良い部品を贅沢に使用。 各抵抗は、アムトランスの音響用カーボン抵抗を使用。1本300円ほどする超高級抵抗です。音質面でも優れている3/4W耐圧。 電源周りのデカップリングコンデンサは、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサーとメタライズドポリプロピレンフィルムを使用。どちらのコンデンサもESRが低く、タンデルも小さくて高性能です。 線材はBELDEN8501(AWG18)を使って配線。エフェクターでは少し太めの線材(通常はAWG20かAWG22が多い)ですが、低周波での抵抗値が低く、可聴領域範囲の高域まで十分に伸びます。 そして線材をツイストペア(右巻き)にすることで、インダクタンス成分を下げつつ、ケース内部のノイズ対策を施しました。 シャーシと接地 ケースは無塗装のHAMMOND1590BB(119.5×94×34mm)を使用。大きめの筐体を使うことでGNDが太くなり、電源の安定化とノイズ耐性が向上します。基板からシャーシへは一点アースです。 ...

公開: 2023年6月22日 · 更新: 2026年5月3日 · Toshihiko Arai
色々なメーカーのコンデンサ、470uF/1000uFの性能測定

色々なメーカーのコンデンサ、470uF/1000uFの性能測定

はじめに 今回は1000uFと470uFのコンデンサの性能を測定してみました。大容量なので電解コンデンサだけかと思われますが、なんと積層セラミックコンデンサを100個並列にして作られた密集実装大容量キャパシタもあります。 静電容量1000uF 東進工業 1000uF/50V オーディオ用ハイグレード品 UTSJシリーズ 周波数 Cs (uF) D Q ESR (Ω) θ (°) 100 891.5 0.084 11.86 0.1 -85.1 1k 861 0.884 1.129 0.16 -48.4 10k 0.L – – – – 100k 0.L – – – – 測定日時: 2023年6月21日 気温/湿度: 25.2℃ / 60% 種類: 音響用アルミニウム電解コンデンサ 特徴: 豊かな量感と質感を実現したシリーズで高級オーディオ機器に最適。 耐圧: 50V 静電容量許容誤差: -20%~+20% (120Hz) 温度範囲: -40℃~+85℃ メーカー: 東信工業株式会社 価格: 305円/個 購入先: 若松通称 ニチコン 1000uF/25V Fine Gold ...

公開: 2023年6月21日 · 更新: 2026年4月26日 · Toshihiko Arai
色々な種類の22uFコンデンサの性能測定〜電解コンデンサ中心

色々な種類の22uFコンデンサの性能測定〜電解コンデンサ中心

はじめに 以前、0.1uFのフィルムコンデンサを中心とした性能測定を行いました。今回は22uFの電解コンデンサの性能を測定してみました。 電解コンデンサ 東進工業 22uF/25V オーディオ用ハイグレード品 UTSJシリーズ 周波数 Cs (uF) D Q ESR (Ω) θ (°) 100 22.10 0.058 17.23 4.1 -86.6 1k 20.45 0.193 5.17 1.50 -79.0 10k 18.416 1.322 0.756 1.14 -37.0 100k O.L – – – – 測定日時: 2023年6月15日 気温/湿度: 25.1℃ / 77% 種類: 音響用アルミニウム電解コンデンサ 特徴: 豊かな量感と質感を実現したシリーズで高級オーディオ機器に最適。 耐圧: 25V 静電容量許容誤差: -20%~+20% (120Hz) 温度範囲: -40℃~+85℃ メーカー: 東信工業株式会社 価格: 60円/個 購入先: 若松通称 データシート ニチコン 22uF/50V オーディオ用電解コンデンサー FGシリーズ ...

公開: 2023年6月17日 · 更新: 2026年4月26日 · Toshihiko Arai
バッファーエフェクター「BUFFER!!V2.0」実験ノート〜究極のナチュラルサウンドを求めて、その7

バッファーエフェクター「BUFFER!!V2.0」実験ノート〜究極のナチュラルサウンドを求めて、その7

はじめに 究極にナチュラルなサウンドのバッファーエフェクターを作りたくて研究に没頭しました。オペアンプを使ったシンプルなボルテージフォロワー回路を元に、はんだにこだわってみたり、抵抗やコンデンサの品質を変えてみたりと、いくつものパターンで聴き比べブラインテストを行いました。 BUFFER V2.0 の概要 こちらはギターやベースで使えるバッファーエフェクターのモジュール基板になります。 高級カーボン抵抗のアムトランスのAMRG(3/4W)を搭載し、ヴィンテージはんだのDUTCH BOY黒缶ではんだ付けしています。 幾度の実験の結果、ここに辿り着きました。また信号の通り道であるカップリングコンデンサには、メタライズドポリプロピレンフィルムや東信オーディオなどの品質の良いものを採用してます。 オペアンプはソケットを使って4558DDを搭載してます。072などデュアルオペアンプとも入れ替え可能ですので、オペアンプによる音質の違いも楽しむことができます。もちろん、4558でも十分にナチュラルサウンドを楽しむことができます。ここら辺は、部品の選定やはんだ選びが非常に功を奏しました。 この実験では、はんだ、抵抗、コンデンサを少しずつ変えて音の印象を確認しました。後からLCRメーターでコンデンサを測ってみると、容量値だけでなくESRや損失係数、周波数ごとの容量変化もかなり違うことが分かります。C1やC4に使う0.1uF前後の部品は 0.1uFコンデンサの性能測定 が、C2や出力段に使う22uF前後の電解コンデンサは 22uFコンデンサの性能測定 が参考になります。 モジュール基板を図のように配線すれば、すぐに音出しが可能です。 また、エフェクターケースとして実用化する場合の配線例もご紹介しておきます。フットスイッチなどを追加して図のように基板モジュールを配線すれば、立派なバッファーべダルとして活躍させることができます。 BUFFER!!V2.0の回路図 デュアルオペアンプを使った、ボルテージフォロワーによるバッファーです。余ったもう1つのアンプで仮想GNDを作って電源周りを安定化させてます。 入力インピーダンスは500kΩで設計してます。入力インピーダンスを1MΩにしたければ、回路図中のR1を取り外すか、R1とR2の値を2MΩへと変更してください。 BUFFER!!V2.0のPCB基板 基板サイズは55.9 x 41.4 mmです。発注して工場でPCB基板を作ってもらいました。銅箔部分は鉛はんだレベラーでコーティングされてます。 実験ノート ここからは、BUFFER!!V2.0で音質比較実験を行った忘備録になります。1ヶ月以上かけて電子パーツを変えたり、はんだの種類を変えてブラインドテストを何度も行いました。 とくにシリーズ11以降では、カップリングコンデンサや電源周りのコンデンサの選定が音の印象に関わってきます。大容量側の挙動は 470uF/1000uFコンデンサの性能測定 にもまとめています。 ArtNo(アートナンバー)について 基板を管理するために、それぞれの基板にアートナンバーを付与してます。たとえば「BF2V0S1」は次の意味となります。 BF 2V0 S1 バッファーエフェクター 基板バージョン 2.0 シリーズNo. 1 BUFFER!! V2.0 シリーズ1 DUTCH BOY ヤニなし x アムトランス AMRG 記号 値 耐圧 備考 C1 0.1u 250V ルビコン メタポライズドポリプロピレン MPS C2 22u 25V 東信工業 音響用アルミニウム電解コンデンサ UTSJシリーズ C3 2.2u 50V 東信工業 音響用アルミニウム電解コンデンサ UTSJシリーズ C4 0.1u 50V TDK セラミック SC45シリーズ C5 100u 50V ニチコンFG R1 1M 3/4W AMRG アムトランス カーボン抵抗 R2 1M 3/4W AMRG アムトランス カーボン抵抗 R3 100k 3/4W AMRG アムトランス カーボン抵抗 R4 100k 3/4W AMRG アムトランス カーボン抵抗 R5 100k 3/4W AMRG アムトランス カーボン抵抗 U1 JRC4558DD ±4~±18V 秋月電子通商で購入 製作日時: 2023/5/24 気温: 21.0℃ 湿度: 42% はんだ: DUTCH BOY ヤニなし ArtNo: BF2V0S1 ヴィンテージはんだで評判の良いDUTCH BOYと、1つ280円もするアムトランスAMRGの高級抵抗を組み合わせて作成しました。コンデンサなども音響用の品質の高いものを採用しましたが音質はどうでしょうか? ...

公開: 2023年6月7日 · 更新: 2026年4月26日 · Toshihiko Arai

はんだの種類で音が変わる!?自作のバッファーエフェクターで比較検証〜究極のナチュラルサウンドを求めて、その6

はじめに はんだの種類で音が変わるのか気になったので、同じ電子部品を使ったバッファーエフェクターを、はんだの種類だけ変えて制作し、ベース演奏を録音して比べました。結論から言うと、少なくともこの実験では違いをかなり感じました。 この記事では、KESTER44、DUTCH BOY、HOZAN、HAKKO、日本スペリアSN100Cの印象を、実際の録音動画とあわせてまとめます。音の感じ方は再生環境や好みに左右されるので、ヘッドホンで聴き比べる実験記録として読んでください。 比較検証のためのシステム はじめに、今回のはんだの種類によって音質を比較するために使ったシステムをご紹介します。 シリーズ接続に改造したジャズべで演奏 バッファーエフェクターを制作、はんだ付け ベース→バッファ→オーディオインターフェースで録音 audacityで音量バランス調整 以上の流れになります。オーディオインタフェースはZOOMのU-44、ベースはPLAY TECHのジャズべを使用しました。 そして、比較するはんだがこちらです。ヴィンテージはんだで定番のKESTER44とDUTCH BOY(ヤニなし)、鉛の含有量がそれぞれ異なるHOZAN HS-344、HOZAN H-42-3703、HAKKO FS402-02です。 ところで皆様にもお試しいただけるように、 各種はんだ1mを詰め込んだお試しセットをメルカリで販売してます。 ぜひこの機会にご自身でもはんだによる音の違いを実験なさってくださいね♪ 音の違い、結構わかります。 ▼ はんだ付けする回路は、下記のバッファ基板です。 パーツは同じものを用意し、はんだの種類だけ変えて制作しました。 Note このバッファー回路は、オペアンプ4558を使用したボルテージフォロワーのシンプルなインピーダンス変換器です。入力インピーダンスは500kΩになるよう設計し、出力先機材は2kΩ以上のものを繋ぐことができます。基板は、以前に PCBWay さんで発注し、制作したものになります。 はんだの種類で音が変わるか検証動画 お待たせいたしました。さっそく、はんだによる音の違いを比較してみましょう。 動画でご視聴いただけますので、ヘッドホンを着用して聴き比べてみてください♪ 動画を再生 はんだによる音の違い、お分かりいただけましたでしょうか?前半の演奏の方が比較しやすかったはずです。 ちなみに私の使っているヘッドホンは、ゼンハイザーのHD 600オープン型です。インピーダンスが300Ωと鳴らしにくいので、LM386で作ったヘッドホンアンプを通して鳴らしてます。 以下、個人的な感想を述べておきます。 KESTER44 金属 含有量 スズ 60% 鉛 40% 非常に まとまりの良いサウンド です。オペアンプの聴き比べで感じた4558のようなまとまり感があります。ゆえに、4558を使った今回のバッファー回路にも相性のよいはんだと言えましょう。悪く言えばレンジが狭い感じでHiFiオーディオには向かないです。 DUTCH BOY(ヤニなし) 金属 含有量 スズ ?% 鉛 ?% +α ?% ヤニなしなので、黒缶ダッチボーイです。黒缶ダッチボーイですと、スズ50%、鉛50%という情報がありました。実際はさらに他の金属も配合されている気がします。 透き通る低音感がとても魅力 です。今回比較した中では、個人的に一番フィットするはんだでした。 ...

公開: 2023年6月6日 · 更新: 2026年5月3日 · Toshihiko Arai