
トマトなしスパイスチキンカレーの作り方|玉ねぎ・ヨーグルト・バナナでコクを出す
はじめに トマトを使わずに、スパイスだけでチキンカレーを作ってみました。トマトを入れると酸味とうま味が出しやすいのですが、毎回トマト味に寄りすぎると飽きます。今回はトマト以外でうま味を作れるか試したくて、玉ねぎ、ヨーグルト、バナナでコクを作りました。 トマトなしのスパイスカレーは、酸味を抑えたい人、トマト缶を使わず家にある材料で作りたい人、スパイスの香りを前に出したい人に向いています。実際に食べると、トマトの味がないぶん他の香りが引き立ち、スパイス感が前に出た印象になりました。 ポイントは次の3つです。 玉ねぎを飴色になるまで炒め、甘みと香ばしさを出す ヨーグルトで鶏肉をマリネし、ソースにも乳製品のコクを足す バナナを少量入れて、トマトなしで足りない丸みを補う 玉ねぎを炒める時間、鶏肉をヨーグルトで寝かせる時間、煮込む時間が必要なので、短時間レシピではありません。ただ、そのぶん手羽元はほろほろになり、トマトを入れなくても甘みとコクのあるカレーになりました。時間をかけて作るチキンカレーとして、かなり満足度が高かったです。 トマトなしでコクを出す考え方 トマトを使わないカレーで物足りなくなりやすいのは、酸味、うま味、ソースの厚みです。今回は酸味を前に出すのではなく、炒め玉ねぎとヨーグルトで厚みを作る方向にしました。 トマトの代わりに補った要素を整理すると、次のようになります。 補いたい要素 今回使ったもの 役割 酸味 ヨーグルト トマトほど強くせず、乳製品の軽い酸味で味を締める うま味 手羽元、マリネ液、ブイヨン 鶏肉とマリネ液を煮込み、スープ側にうま味を移す とろみ 飴色玉ねぎ、煮崩したバナナ ソースに厚みを出し、スパイスだけで軽くならないようにする 甘み 飴色玉ねぎ、バナナ、シナモン 角を丸め、トマトなしで足りない丸みを補う 玉ねぎはしっかり茶色くなるまで炒めると、甘みだけでなく香ばしさも出ます。ここが薄いと、スパイスの香りはあっても味が軽くなりやすいです。 ヨーグルトは鶏肉を柔らかくするためだけでなく、ソース側のコクにも効きます。マリネ液も捨てずに使うと、鶏のうま味と乳製品のまろやかさがカレーに入ります。 バナナは隠し味です。入れすぎるとバナナ味になってしまいますが、1本をじっくり煮崩すと、トマトなしで足りない甘みと丸みを補ってくれます。安く手に入りやすく、量を変えると甘みやとろみも変わるので、次に作るときも入れて調整してみたい材料です。 <材料(2人分)> 食材 分量 A 鶏手羽元 8本 A ヨーグルト 大さじ4 A 塩 少々 A 黒こしょう 少々 油 適量 玉ねぎ 2個 B ニンニク 2片 B 生姜 2片 B カルダモンホール 4粒 B クミンホール 大さじ1 B クローブホール 15粒 ヨーグルト 適量 C コリアンダーパウダー 大さじ2 C シナモンパウダー 大さじ1 C ターメリックパウダー 大さじ1 D ブイヨン or コンソメ D 水 適量 バナナ 1本 E ブラウンマスタードシード 小さじ2 <作り方> 前日、鶏の手羽元に塩こしょうを擦り込み、ポリ袋へ移してヨーグルトを加えて冷蔵保存で24時間マリネにする 玉ねぎを粗みじんにし、鍋に油を引いて飴色になるまで炒める(玉ねぎを茹でてから炒めると時短になる) 別のフライパンに油を引いて、Bを香りが出るまで炒めたら②の鍋へ移す ヨーグルト(マリネ液も含む)を加えて3分ほど煮たら、Cのスパイスを加えて混ぜ合わせる Dのスープを加えて沸騰させたら、手羽元を鍋へ加え1時間煮込む スライスしたバナナを加えさらに2時間、鶏肉がほろほろになるまで煮込む フライパンに油を引いてブラウンマスタードシードをパチパチなるまで炒め、油ごと鍋へ投入する そのままカレーを数時間置き、味が馴染んだら完成 <動画> レシピ動画はYouTubeの キッチンノート channel で公開中です。ぜひこちらの動画もご参考になさってみてください。 ...








