ハヤブサの立つ天秤

ハヤブサの立つ天秤は本当にアタリがわかりやすい

4月12日(日曜日) この日は、山王海岸から御幸の浜あたりで釣りをした。 昨日今日と直リグをかなり投げ込んだものの、バイト後のような反応はあるのに、肝心のアタリがほとんどわからない。 ただ巻きのまま時間だけが過ぎていき、釣りとしてはかなり退屈だった。 そのかわり、ゴロタ浜の地形はだいぶわかってきた。 ゴロタ石であれば、ほとんど根掛かりの心配はない 波打ち際で感じるブルブルは魚のアタリではなく、シンカーがゴロタ石に当たる振動である 今まで「これはアタリかもしれない」と思っていたものの正体が、少しずつ剥がれていく感じだった。 帰り際に試したハヤブサの立つ天秤 釣りも終盤になり、せっかく持ってきたので少しだけ試して帰ろうと思って、ハヤブサの立つ天秤を使ってみた。 キス鉤にパワーイソメ桜色。 何度もクサフグが釣れている場所へキャストする。 すると、いきなり明確なアタリが出た。 ぐんと引っ張る感じが手元まで来る。 そのまま少し待って、ゆっくり巻く。 しかしフッキングはしていない。 回収してみると、鉤以外の部分でパワーイソメだけがきれいに齧り取られていた。 たぶんクサフグの仕業だ。 それでも、ここでかなり驚いた。 たとえクサフグ相手でも、ここまでアタリがわかるのかと思ったからである。 アシストフックの着想 この日はパワーイソメを贅沢に丸ごと1匹付けていたので、フグに食われると消耗が激しい。 そこでふと思った。 もし鉤の根本で見切られているなら、尻尾にもアシストフックを付けたらどうだろうか。 尻尾はヒラヒラして、どう考えても一番食われやすい。 そこに針を追加すれば、最初のバイトも拾えるかもしれない。 試してみると、これがすぐに当たった。 一投でクサフグが釣れた。 もちろん本命ではない。 それでも、この仕組みは使えると感じた。 フグだけでなく、ベラや他の魚のショートバイトにも対応できるかもしれない。 今後の釣果につながる可能性がある。 なぜ立つ天秤は感度がいいのか ジェット天秤と比べると、ハヤブサの立つ天秤のほうがアタリの感度が高いように感じた。 理由はたぶんこうだ。 天秤部分がバネのように働き、自動合わせに近い役割をしている 魚が餌を引っ張って離した時、その振動がビヨンビヨンと残って手元に伝わる メインラインとハリスがアームを通して直結に近く、情報が抜けにくい 一方でジェット天秤は、メインラインとハリスの間にシンカーの重量が挟まる。 そのぶん振動が吸収され、アタリが鈍くなるのではないか。 まだ仮説ではあるが、少なくとも体感としてはかなり違った。 ちなみにハヤブサの立つ天秤は、持ち運びもかさばらなくて超便利! アタリがあるだけで釣りは一気に楽しくなる この日いちばん大きかったのは、クサフグを釣ったことそのものではない。 アタリを感じられるだけで、釣りがここまで楽しくなるのかと実感したことだった。 アタリがわからないと、魚が食っていてもそのままずるずる引いてしまい、せっかくの魚を離してしまう。 どうも、そんなことをずっと繰り返していたらしい。 つまり、釣りではフィードバックがものすごく大事なのだ。 餌釣りなら、多少鈍くても魚は食ってくれるのかもしれない。 しかしワームや疑似餌に近い釣りでは、違和感を与えた瞬間に見切られやすい。 だからこそ、魚とのやり取りを感じ取れることに意味がある。 ロッドについても見方が変わった 9.6ftのML、ルアーウェイト最大35gのロッドは、サーフにちょうどいい感度なのではないかとも思った。 ちょい投げができて、小さなアタリもある程度拾える。 少なくとも今回の用途では、遠投用の振り出し投げ竿より扱いやすい。 もし本格的な投げ竿だったら、アタリはもっとわかりづらいし、持ち続けるのも大変だったはずだ。 このあたりは、飛距離だけでなく「情報量」とのバランスで考える必要がありそうだ。 次回試したいこと パワーイソメを寸分違わずまっすぐ付ける パワーイソメ用のアシストフックを洗練させる ジェット天秤と立つ天秤の感度を比較する オモリだけでキャストして、地形のフィードバックと飛距離の違いを把握する フグを練習台にして、針サイズや針外しの精度を見直す また、パワーイソメと小型スプーンの組み合わせも試してみたい。 フグが集まる状況を嫌うのではなく、その場の活性の高さを利用して本命を引っ張り出す発想は面白い。 スプーンの代わりに弓角が使えないか、という発想もある。 まだ思いつき段階だが、こういう仮説を次回すぐに試せるのが釣りの面白さだと思う。 まとめ この日は、何か大きなものを掴んだ気がした。 ...

公開: 2026年4月14日 · Toshihiko Arai
魚の名前を英語で言ってみよう!【御幸の浜編】

魚の名前を英語で言ってみよう!【御幸の浜編】

この記事で分かることを先にまとめると、次の3つです。 御幸の浜のような観光地で、釣り中に外国人へ説明するときの言い回し アジ、サバ、フグ、人工リーフなど、小田原サーフで実際に使いそうな単語 「まだ初心者です」「今日は風が強いです」など、そのまま使いやすい短い表現 釣行記録としてだけでなく、小田原サーフで実際に使うかもしれない英語メモ として残しておきます。 4月11日、いつもの山王海岸〜御幸の浜へ出かけ、日中の釣りを楽しんできた。 先週末は実家で過ごし、しかも天候も悪かったので、釣りはできなかった。なので今回は2週間ぶりだ。 「ああしたら釣れるんじゃないか」「こうしたら釣れるんじゃないか」と、いろいろ試したいこと(※ほぼ妄想)が溜まっていて、期待は大きかった。 だけに、かなりの強風で心も折れた。 それでもシャッドテールが齧られたり(クサフグに違いないが)、坊主でもそれなりに生命感はあって、得られるものは多かったように思う。 Mキャロ L-9.6g フロートリグ x パワーイソメ 直リグ x 極小シャッドテール 直リグ x 極小シャッドテール さて、御幸の浜で釣りをしていると、小田原駅や小田原城も近いせいか、観光客らしき人がけっこうやってくる。 駅から海まではそれなりに距離があるのに、みんな歩いてくるのだろうか。 広大な海を間近にして、キャッキャとはしゃいでいる。 そんな中で釣りをしていると(こんな強風の中で釣りをしていたのは私だけだった)、遠くに外国人らしきファミリーが見えた。 ポイントを横に移動しながら釣っているうちに、そのファミリーとの距離もだんだん縮まっていく。 案の定、母親と息子が興味深そうに近づいてきて、じっとこちらを眺めていた。 こちらから話しかけないほうが気まずいほどだった。 釣りをきっかけに外国人観光客の親子と会話が始まるイメージ(魚が釣れていればね) 会話 私: “You like fishing?” (魚つりが好きですか?) 本当は「やあ、魚釣りに興味があるのかい?」くらいのことを言いたかった。 たぶん、もっと自然に言うなら “Are you interested in fishing?” あたりだったと思う。 外国人の母親: “Yes. Which fish can you catch here?” (好きよ。ここではどんな魚が釣れるの?) What ではなく Which と言っていた気がして少し困惑したが、そういう言い方もあるのだろう。 私: “I’m beginner.” (私は初心者) ...

公開: 2026年4月13日 · 更新: 2026年4月25日 · Toshihiko Arai

御幸の浜で遠投実験、飛距離は伸びても課題だらけだった

この2日間の結論を先にまとめると、次のような実験でした。 周期 9 秒前後のうねり日は、釣り開始前の時点でかなり厳しい 投げ竿と大型リールで飛距離は少し伸びたが、劇的ではなかった 仕掛けとオモリのバランスを崩すと、飛距離より先にロストが増える 釣行記録としてだけでなく、御幸の浜で遠投を試す前の失敗メモ として残しておきます。 3月28日(土曜日) 現場に到着したものの釣り人の姿がなく、嫌な予感がした。 案の定、うねりがひどく、釣りにならなかった。 ライブ映像で大磯海岸がサーファーで賑わっている時は、うねりが強いのかもしれない。 また、下田港の有義波周期が9秒以上で、波高も高い時はうねりが入っている可能性がある。 これは以前、 うねりで釣りにならなかった日 のグラフともよく似ている。 こうしたことから、釣行前に海の状態をある程度予測できそうだ。 同じ考え方の整理は、小田原ゴロタ浜でうねりが強かった日の記録 でもまとめています。 それでも小一時間ほど、釣りの練習だと思って試したいことをやってみた。 今回は8.6ftほどのシーバスロッドに、投げ竿で使うような大型のスピニングリールを装着。 これで飛距離がどの程度変わるのか、実験してみたかったのだ。 UNFIX S86M-5 x スーパーエアロ スピンジョイ 35極細 メインラインはPE0.8号。そこから0.8-6号13mの力糸をFGノットで結束し、1oz程度のシンカーを付けたダウンショットリグをフルキャストしてみた。 しかし、通常のリールと飛距離に大差はなかった。 飛んで60m程度がいいところ。 劇的に飛距離が伸びるかと期待していただけに、少し残念だった。 そのほか、糸オモリで作ったスティックシンカーも試した。 これは予想外によかった。 根掛かりしにくそうなわりに、底の地形が読めるだけの情報量があった。 一方で、期待していたナツメオモリを連結して作ったNutsシンカーは微妙だった。 底からの情報量が少なすぎる。 これは熱収縮チューブを被せてしまったことも大きな要因かもしれない。 当然ながらゴムなので、地形とオモリの間のクッションになってしまい、コツコツとした地形の感度が伝わらなくなってしまう。 エフェクター製作でいえば、熱収縮チューブが高周波をカットするローパスフィルターの役割を果たしているようなものだ。 釣り糸が振動という低周波を手元まで伝えていると考えると、その構造は糸電話にもよく似ている。 つまり、コンデンサや抵抗を使った電子工学以前のフィルターを、物質だけで形成しているようなものなのだ。 音響工学のような知識が、釣りにもまんざら応用できないわけではないのが面白い。 逆に、魚もこちらの振動を感じているのだとすれば、手元から低周波(音楽)などをスピーカーや骨伝導のような形で伝えて、食わせやすくすることはできないだろうか――などと空想した。 クサフグらしきアタリとサンドワームの破壊は見られたが、この日は坊主だった。 釣行データ(3月28日) fish-info --lat 35.2556 --lon 139.1597 --place '小田原' --date 2026-03-28 --hour 8 Generated by shell-toolbox / fish-info.sh 日付: 2026年3月28日 時間: 08:00 場所: 小田原 天気: 晴れ 気温: 11.3℃ 風: 北東 1.1m/s 気圧: 1014.6hPa 波: 0.6m / 南東 / 周期8.2s 海水温: 15.5℃ 潮: 若潮 日の出: 05:36 日の入: 18:00 月齢: 9.3 3月29日(日曜日) 下田のグラフを見る限り、昨日と変わらず有義波高周期は9秒以上。 そのため、うねりが激しく、釣りは厳しいだろうと予想していた。 ところが予想に反して、心配していたうねりはだいぶおさまり、比較的釣りがしやすい海だった。 ...

公開: 2026年3月30日 · 更新: 2026年4月22日 · Toshihiko Arai
ダウンショットリグのシンカーを考える|根掛かりと感度のあいだで

ダウンショットリグのシンカーを考える|根掛かりと感度のあいだで

釣り道具箱の中から、出番のなさそうな仕掛けをあさり、ダウンショットリグのシンカーとして使えないか考えてみた。 単なる在庫消化ではなく、根掛かりを減らすという目的を持った実験でもある。 重さや素材による沈み方の違いは、あとで ナスオモリの沈み方を見比べるWebアプリ にもまとめた。20gと30g、鉛とタングステンの差をざっくり見たいときは、記事内のシミュレーターから条件を動かせる。 ジェットシンカー まず目に留まったのがジェット天秤だった。 その形状を眺めているうちに、ふと「半分にしてしまったらどうなるだろう」と思った。 ジェット天秤は飛距離に優れ、巻き取り時には自然に浮き上がる。 この特性は、根掛かり対策としても理にかなっている。 その一部を切り出せば、ダウンショット用シンカーとして成立するのではないか。 名付けて「ジェットシンカー」である。 8号天秤で31gほどになる。 (後日、実釣での感想を追記予定) Nutsシンカー ジェット天秤を解体した時に余ったステンレス棒に、ナツメオモリを2〜3個通して完成させたスティック型のシンカー。 ピーナッツやインゲン豆のような見た目の形状から「Nutsシンカー」と命名(ナツメオモリの複数系の意味も含んでいる)。 写真では、スーパーXと熱収縮チューブで固定し、カラーリングしている。 自由にナツメオモリを組み合わせて、さまざまな重さのシンカーが作れることが魅力。 また、ひとつの天秤から二つのシンカーが生まれたことに、妙な満足感がある。 普段使っているDECOYのスティックシンカー28g(写真中央)と比較しても、代用できそうな感じ。 スティックシンカーの予備としても頼もしい。 (後日、実釣での感想を追記予定) TGフロートシンカー バレットシンカーと発泡材(ウキ)を合体させ、水中で自立するのがフロートシンカーである。 圧倒的に根掛かりが少ないため、安心して遠投できる。 初めて入る海の地形を探るためのシンカーとしても活躍する。 こちらの記事 のように、初期はワインコルクと鉛のバレットシンカーを組み合わせて作っていた。 しかし、形状がラフなぶん空気抵抗が大きく、飛距離が伸びない。 そこでバレットシンカーをタングステンへ変更し、発泡材も10mm径の細身なものへ進化している。 また、発泡材の長さは浮力と遠投性に直結する。 全長が長いほど根掛かりの回避には優れるが、空気抵抗が増して遠くへ飛ばしづらくなる。 そのバランスをどう取るかが、製作の難しさでもあり面白さでもある。 さて、万能感あふれるTGフロートシンカーだが、使い続けるうちに欠点も見えてきた。 浮力があるため流されやすく、ラインから伝わる情報量が少ない。 ゴロゴロした地形を感じたり、微細なアタリを感じ取ったりする釣りには、やや不向きである。 実際、 先日の釣行 では、フロートから通常のスティックシンカーに変えた途端、釣果につながった感がある。 それでも、根掛かりが多い場面では必須と言ってよいほどなので、釣りのたびに必ず持参している。 糸オモリ製スティックシンカー ある記事で見かけた方法を、自分なりに解釈して製作してみた。 ステンレス棒にゴムチューブを通して芯材とし、そこへ糸オモリを巻き付けていく。 最後に全体をセルロースにどぶ漬けして固定したら完成だ。 製作は思いのほか大変で、きれいに巻き付けるのも難しい。 まだまだ試作段階である。 (後日、実釣での感想を追記予定) 石オモリという発想 まだ試してはいないが、いずれ実現したいのが石オモリだ。 ゴロタ浜の石から1oz程度のものを選び、そのままシンカーとして使えないか構想中。 ただしこれは、これまでの「根掛かりしにくくする」という発想とは逆になる。 むしろ「ロストしやすくする」設計にする。 ハリス止め式にして、根掛かりしたら切れるようにする。 そうすれば石はそのまま海へ戻るだけで、環境負荷も少ない。 釣りと環境の折り合いをどうつけるか。 その一つの答えとして、いつか試してみたい。 (試したら感想を追記予定) 関連記事と道具 ナスオモリの沈み方を見比べるWebアプリを作りました ナスオモリ沈下シミュレーター 自作フロートシンカーで釣る、ごろた浜のちょい投げ ダウンショットリグはアタリがわかりやすい|サーフ地形を読む釣り スティックシンカー 糸オモリ フロートシンカー

公開: 2026年3月26日 · 更新: 2026年3月27日 · Toshihiko Arai
サーフで使ったフロートシンカーとダウンショットリグ

ダウンショットリグはアタリがわかりやすい|サーフ地形を読む釣り

小田原のサーフで、フロートシンカーとダウンショットリグを使い分けてみた釣行記です。 この日いちばん強く感じたのは、ダウンショットリグの情報量でした。底に当たる感触、石に触れる振動、魚のアタリがラインと竿先に出やすく、魚がいるかどうかを判断しやすくなります。フロートシンカーは根掛かり回避に強く、通常のシンカーは感度に強い。まず安全に地形を見てから、情報量の多い仕掛けで探る流れが良さそうです。 この釣行で分かったこと フロートシンカーは根掛かりを減らしやすい 通常のシンカーを使ったダウンショットは底の感触が伝わりやすい アタリを感じたらラインを緩めると、喰い込みを待ちやすい 根掛かりしそうな場所を先に把握しておくと、攻める範囲を決めやすい サンドワームは小さな魚の反応も拾いやすかった 3月22日 釣り 3連休、釣り三昧。 自作TGフロートシンカー × 胴付き仕掛け × パワーイソメで試すも釣れず。 根掛かりが圧倒的に少ないのは良いが、アタリが非常にわかりづらい。 それでも、根掛かりしやすそうな場所ではフロートシンカーでも引っ掛かる。 結局、強烈な根掛かりポイントに当たってしまい、シンカーをロスト。 気分を変えて、 スティックシンカー × ダウンショットリグ × 直付けフック × サンドワーム へ変更。 すると、すぐに反応があった。 圧倒的に違う「情報量」。 底に当たるシンカーの振動が、ラインを通して竿先にゴツゴツと伝わってくる。 地形が手に取るようによくわかる。 さらに、事前にTGフロートシンカーで地形を探っていたため、 根掛かりしそうなポイントも把握済み。 危険な場所を避けながら、ダウンショットでも安全に探れる。 しばらくすると、明確なアタリ。 底の感触とはまったく違う。 直付けフックなので、ラインを張りすぎると喰い込みが悪くなる。 違和感も与えやすい。 アタリを感じたら、すぐに竿を下げてラインを緩める。 そのままじっと待つ。 アタリは続くが、なかなか食い込まない。 軽く竿を煽って合わせてみる。 掛かった感触はない。 一旦回収。 すると、何か付いている。 マゴチの子どもなのか? いや、小さい。 この前釣れたササノハベラの幼魚のようなサイズ。 初めて釣れた魚種、そしてダウンショットでの初釣果。 サイズに関係なく、素直に嬉しい。 針はエラ付近にスレ掛かり。 すぐにリリース。 帰宅後に調べると、マゴチではなくメゴチ(ネズミゴチ)の特徴に近い。 メゴチはそれほど大きくならないため、このサイズでも成魚だった可能性がある。 キス釣りでは外道扱いされるが、食べると美味しいらしい。 次に釣れたら持ち帰ってみようか。 そう思ったが、さらに調べるとヤリヌメリの可能性もある。 こちらは強烈な臭いがあり、他の魚にも移るらしい。 持ち帰る際は要注意。 その後、すぐにクサフグもヒット。 パワーイソメよりもサンドワームへの反応が明らかに良い。 2インチでも問題なく食ってくるし、容赦なく噛みちぎられる。 ダウンショットリグは一気に気に入った。 これまで根掛かりが怖くて避けていたが、 フロートシンカーで事前に地形を把握しておけば、安心して使える。 ...

公開: 2026年3月23日 · 更新: 2026年4月26日 · Toshihiko Arai
小田原サーフで釣行前に確認したい資料・リンクまとめ

小田原サーフで釣行前に確認したい資料・リンクまとめ

小田原サーフで釣りに行く前に、毎回いろいろなサイトや資料を見返しています。 ただ、当日の判断に使う情報と、地形や魚の付き場を理解するための資料は役割が違うので、ひとまとめのブックマークだと使いにくくなりがちでした。 そこでこの記事では、小田原サーフで釣行前に確認したい情報源 を、次の4つに分けて整理します。 当日の釣行可否を判断する情報 海底地形や波の特徴を読む資料 藻場や人工リーフなど背景理解に役立つ資料 釣り方の引き出しを増やす参考記事 先に結論を書くと、まず見るべきなのは 風 波 潮 ライブカメラ です。 そのうえで、御幸の浜や周辺ポイントを理解したいときに、地形や藻場の資料を読む流れがいちばん実用的だと感じています。 まず見るべき情報 釣行前に全部の資料を読む必要はありません。 まずは次の4つだけでも見ておくと、無理な釣行をかなり減らせます。 風: ゴロタ浜は向かい風・横風の影響が大きい 波: サーファー向けに荒れている日は、釣りには厳しいことが多い 潮: 潮位そのものより、潮が動いている時間帯を意識する ライブカメラ: 現地の海面と濁りをざっくり確認する 釣行前チェック 風 ※ 小田原のゴロタ浜は風の影響が非常に大きく、特に向かい風・横風は釣りにならないことが多い 風の予報(風レーダー) - ウェザーニュース Windy: ウィンドマップ&天気予報 天気 ※ 天気そのものよりも、崩れる前後とうねりの発生タイミングを見るために使う 神奈川県小田原市の天気予報(1時間・今日明日・週間) - ウェザーニュース 天気図 【実況・予想】 - ウェザーニュース 海の様子 神奈川県河港課が公開している海岸・港湾ライブカメラの映像は、海面の荒れ具合や濁りをざっくり確認するのに便利です。 神奈川県海岸・港湾ライブカメラ サーファー向けの波情報サイトも、釣り場の荒れ具合を見る用途ではかなり参考になります。 一般に、サーフィン向きに波が高い日は、釣り場としては荒れ気味で釣りにくいことが多いです。 波情報サーフィンBCM 潮・潮位 ※ 潮位そのものよりも、潮が動いているかどうかを見る意識の方が実釣では大事 小田原市の潮見表・タイドグラフ(2026年最新版・完全版) → タイドグラフと釣果指数をざっと見たいとき向け 日本沿岸736港の潮汐表 - tide736.net → API もあり、扱いやすい 小田原リアルタイム験潮データ(気象庁) → 実測値を確認したいとき向け 有義波実況 グラフ | リアルタイムナウファス: 国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網 → 波高とうねりを確認できる 地形と海況を把握する資料 海底・地形 ※ 小田原サーフは急深かつゴロタの影響が強く、少しの位置ズレで釣果が大きく変わりやすい ...

公開: 2026年3月19日 · 更新: 2026年4月19日 · Toshihiko Arai
釣りにならない波の日 ― 小田原ゴロタ浜とうねりの話

釣りにならない波の日 ― 小田原ゴロタ浜とうねりの話

釣りにならない この日の要点を先にまとめると、次の3つです。 波高だけでなく周期も長い日は、見た目以上に危ないことがある 小田原のゴロタ浜は、岸際だけ急に荒れる日がある 釣行前は風・波高・周期・ライブカメラをまとめて見た方が判断しやすい 釣りの記録としてだけでなく、「今日は行ってよい海か」を考える材料 として残しておきます。 朝5時半ごろ、いつものごろた浜へ到着。 ついて早々、波がすごい印象だった。 仕掛けを作ってキャストするも、なんだかいつもと全然違う。 押し波と引き波の差が激しく、思うように遠くへキャストできないのだ。 数秒ごとに繰り返す普通の波とは別に、 数十秒に一回、大きな押し波が寄せてくる。 そんな感じだった。 ニーブーツ(長靴)を悠に超えて濡れてしまうのは仕方ないとしても、 怖いのは引き波だ。 もしそのタイミングでどっぷり浸かってしまったら、 引き波の力で体ごと持って行かれてしまいそうな恐怖がある。 だから波打ち際ギリギリに立ちたくても、怖くて立てない。 油断したら危険だと判断した。 サーフィンでもやれそうな波だった。 動画を再生 キャストしても、仕掛けがぐちゃぐちゃになって返ってくる始末。 これでは釣りにならない。 それでも夜中から釣りをしていたのであろう釣り人を二人見かけた。 「この波でよくやるなぁ」と感じたのが正直な感想だった。 こんな日もあるんだな、と 圧倒的な自然を目の当たりにする。 これも良い経験だったと自分を慰め、安全第一でそそくさと退散。 7時に自宅へ到着。 この日は 1時間半の釣り場見学 となった。 さて、ここからが釣りのもう一つの楽しみ。 この異常な波の原因を ChatGPTと一緒に探りながらネットサーフィンしていた。 どうもこれは 「うねり」 と呼ばれるものらしい。 先に見るべき判断材料 同じような日に無理して入らないために、今は次の順で確認するようにしています。 風 有義波高 周期 ライブカメラ 特に、波高がそこまで高くなくても周期が 9〜10 秒台まで伸びている日は要注意 です。 この考え方は、後日の 御幸の浜で遠投実験をした日の記録 でも、釣行前判断の材料として使うようになりました。 ...

公開: 2026年3月16日 · 更新: 2026年4月22日 · Toshihiko Arai
自作フロートシンカーで釣る、ごろた浜のちょい投げ

自作フロートシンカーで釣る、ごろた浜のちょい投げ

ごろた浜でベラを狙う 9時ごろから釣り開始。 先週ベラが釣れた同じ場所を狙う。 前回と同様、パワーイソメの擬似餌を使い、ちょい投げで底を探る。 ジグヘッドにパワーイソメ 結果、ベラとクサフグが釣れた。 ベラは、どうやら アカササノハベラ のようだ。 キュウセンのメスだと思い込んでいたのだが、帰宅後に図鑑を確認すると特徴がよく一致していた。 先週釣れた小さなベラも、おそらく同じ魚だろう。 ベラの仲間は、生まれたときはすべてメスで、成長の過程でオスへ性転換する「 雌性先熟(しせいせんじゅく) 」という特徴を持つ。 関西ではベラを美味しく食べると聞いていた。 いつか食べてみたいと思っていたので、今回は持ち帰ることにした。 サイズは15cmほど。 ベラとしては、まぁ食べてみるには合格点なサイズだろう。 アカササノハベラ 初めてベラを食べる アカササノハベラを捌く ベラは表面のヌメリを落としながらウロコを取る。 意外にも、しっかりとしたウロコがびっしり付いていて驚いた。 砂に潜ったり岩礁の海底で暮らす魚だから、粘液とウロコで体を守っているのかもしれない。 ウロコを取ると薄い皮が残る。 皮を剥ぐより、 皮付きのまま炙って霜造り にする方が良さそうだ。 アカササノハベラの三枚おろし 身が小さくて少し大変だったが、なんとか三枚おろしにして刺身にした。 頭と中骨は味噌汁へ。 ベラ一匹では寂しいので、スーパーでホウボウの刺身も追加。 ベラ、ホウボウの刺身とベラのアラ味噌汁 さて味の方だが、これがなかなか美味しいではないか。 クセや臭みはまったくなく、ぷりっとした上品な白身。 味噌汁の出汁もきれいで、魚臭さは感じない。 むしろスーパーで買ったホウボウの方が、臭さがあった。おそらく食品トレイや調理過程の匂いが移っている感じがした。 ただしベラは骨が硬く、身が小さいため、アラは少し食べづらい。 火を通すと身がほろっと柔らかくなるので、 天ぷらや唐揚げにするとさらに美味しいかもしれない。 ベラの天ぷら丼、想像するとなかなか美味しそうだ。 ちなみにキュウセンはこのベラよりもさらに美味しいらしい。 これはベラを本命に狙う釣りも、続けてみたくなる。 自作フロートシンカーで根掛かり対策 ここからは釣りの話。 今回はパワーイソメのちょい投げで、底の魚を狙った。 ベラだけでなく、カワハギや根魚も釣れないかと思い、エサも持参。 自作フロートシンカーと塩漬けバナメイエビ エビ餌はブルブルとしたアタリはあるが、餌だけ取られてしまう。 おそらくフグだろう。 そこで今回は パワーイソメ一本 で釣りを続けることにした。 今回の最大のテーマは 根掛かり対策 である。 ジェット天秤よりさらに根掛かりを減らすため、 自作のフロートシンカー を使うことにした。 コルクとオモリを組み合わせたシンプルなものだ。 フロートシンカーは海底で立ち上がるため、 石の隙間に入り込みにくく、根掛かりしにくい。 さらにハリスも底から少し浮くので、 ごろた石の下敷きになりにくいのではないかと考えた。 自作フロートシンカーを使った仕掛け 結果、この日は シンカーのロストはゼロ 。 根掛かりしてもハリスだけで済んだ。 ジェット天秤より、明らかに根掛かりは減った。 ...

公開: 2026年3月8日 · 更新: 2026年3月27日 · Toshihiko Arai

とにかく一匹。ごろた浜でベラを狙う実践記

ベラを狙う 釣りを再開してから今のところボウズが続く。 子供の頃の経験上、ベラなら狙える。狙ってベラを釣ったことはないが、ベラなら釣れないわけがないだろうと考えた。とにかく何か一匹が欲しいのだ。 比較的遠くへ飛ばせる竿はシーバスロッドしか持っていないため、ちょい投げでベラを狙うことに。 ちょい投げなら軽めのジェット天秤が使える。ジェット天秤とベラの相性は最高なはず。 ごろた浜の試練 ごろた浜では、ヒラメ狙いのルアーを遠投してみたり、カワハギの仕掛けをアサリ餌で遠投してみたり。 メインラインはナイロン12lb、ロッドは8.6フィート。 飛距離は50〜60mが精一杯。 ところが、仕掛けのロストの多さに悩まされる。 というのも、波打ち際でごろた石にラインが巻き込まれる現象が多発。 丸石の下からラインを巻き取ろうものなら、ラインに傷がつくに決まっている。 そんなことが仕掛けを回収するたびに起きていて、頻繁に仕掛けごとロストしてしまった。 また、水に濡れることのできない靴だったため、竿を立ててもたかが知れてる。海に足を突っ込むことができず、波打ち際のごろた石対策が全然できなかった。 さらに、ナイロンは海水に沈むので、海底でもごろた石に巻き込まれやすいのかな、なんて思った。 ごろた浜対策の必要性を感じた。 ごろた浜の克服 まずは、メインラインをPEに変える。 PEはナイロンよりも浮きやすい。擦れには弱いのは理解しているが、そもそもごろた石に巻き込まれるのが一番やばいので、PEへ変えた。 PE1.2号。12lbのナイロンよりも細くできて遠投には向いているはず。ただ、リーダーラインが必須なPEはノット作業が面倒だなと。そんな手間を省きたくてナイロンを使っていたが、またPEに戻ることに。 リーダーの後にジェット天秤をつける想定。ごろた石に擦れることを考えて2ヒロほど。リーダーをつけることでメインラインの保護と、根掛かりした時のロスト対策になる。 さらに、波打ち際対策として、ある程度波がかかっても良いように長靴を履いてきた。 日本野鳥の会 バードウォッチング長靴 ベラの活性 連日の釣りは、穏やかな気温で風もなく。 海を眺めながら日向ぼっこするには最高な天気だ。 海水温は15℃ほど。 小田原サーフなので水深20m程度あたりと予想。 ところでベラは、15℃以下の冬期では砂に潜って冬眠するそうだ。 まぁ、メダカなんか飼っていたからわかるけど、冬の寒い日は全く餌も食べず、表層に現れず、底のどこかでじっとしていて、春になるとその姿に驚くもんね。あなた、生きてたんかと。 ベラが日中活動的なのもメダカと一緒。 夜寝る時はメダカはいつもの姿勢で水面近くをぷかぷか浮いている。しかも指で突いて触れるくらい無防備。 ベラも寝るそうだが、なんと砂に潜って横になって寝るらしい。見たことがないので真偽は確かではないが、だとしたらまるで布団に潜る人間さながらだ。想像するとベラにも愛着が湧いてくる。 15℃ならベラにとっても、春が来た感じなのではないのかなと想像する。 仕掛け投入 さて、仕掛けはというと、ジェット天秤にキス針6号をセットして餌釣り。 ベラの口は小さいので、できるだけ小さいやつを選んだ。とにかく最初の一匹が欲しかったので、魚のサイズは無視。 餌はダイソーのイカで試したり、ゴマサバのアラの一部を塩漬けしたものを試したり。 まぁ、ダメだった。 わかっていたけど、ちょっと残念。 生きたイソメがいいに決まっているけれど。 ファーストポイントではどれも釣果なく。 ただ、昨日と同じ環境で根掛かりやロストは一度もなく、ごろた浜対策はうまくいったのかもしれない。 ポイントを変える しばらくして場所を移動。ごろた石は少なく、砂が多い場所だろうか。 しかし同じ仕掛けでイカや鯖の餌釣りを試すもダメ。 イカ餌の代わりにパワーイソメに付け替えてみた。 ルーアーで魚が釣れたことのないワタシ。 だから餌釣りに変えたのに、パワーイソメで釣れるわけがない。 もちろんそう思っていた。 ブルブルっと当たりなのか、海底の擦れなのかわからないが、引き上げてみるとハリスが切られていた。根掛かりって感じはなかったし、不自然なところで切られていたので、これってもしかしてフグの仕業かと思い、初めての生命感ある反応に期待を膨らませつつ、どこかパワーイソメで釣れるわけないという疑いが拭いきれない。 とにかく、同じパワーイソメでもう一投。 やはりなんかブルブルって感覚があるんだよなと思いながら、根掛かりを注意しながらズル引き。 波打ち際までジェット天秤がくると、その後に何やら赤い魚影。あれ、カサゴ!? 次の引き波にさらわれる。おいおい、逃げちゃった! と思った矢先、やっぱりついている! なんだこれは!とても小さい! ベラが釣れる ベラだ!!!! 久々に生でお目にかかる、そのベラの小ささよ。 こんなにベラって小さかったっけ? 10cm程度だろうか。 ワタシの中の記憶にないサイズ感のベラが釣れてしまった。 ...

公開: 2026年3月1日 · 更新: 2026年3月24日 · Toshihiko Arai