ハイポニカ601で育てたミニトマトの収穫

ハイポニカ601「果菜ちゃん」でミニトマトを室内水耕栽培した記録【東京マンション】

2025年の夏から翌年の冬にかけて、東京のマンションの一室で、ホームハイポニカ601「果菜ちゃん」というキットを使ってミニトマトを水耕栽培した。土をいっさい使わず、水と液体肥料だけで育てる方式だ。窓際に置いた装置に苗を1本だけ植えたところ、レースカーテンに沿って2メートルをゆうに超える高さまで茂り、秋から真冬にかけてだいたい300個ほどの実がとれた。 味は市販のミニトマトと変わらずしっかりしていて、水っぽさもない。室内なので虫が寄らず、トマト最大の敵であるサビダニの被害も出ず、農薬を一度も使わずに済んだ。栽培を終えたのは翌年の1月、真冬でも実はついていたが、2月に小田原へ引っ越すことになり、そこで区切りをつけた。約5か月の記録を、写真をたどりながら残しておく。 育てるのに使ったもの 装置は協和ハイポニカのホームハイポニカ601「果菜ちゃん」 。液肥槽と栽培槽が上下2層になっていて、下の槽にためた液肥水をポンプで汲み上げ、上から滝のように落として循環させる仕組みだ。この「上から落とす」構造のおかげで水に空気が程よく混ざり、根全体に酸素と養分がムラなく回る。あとで触れるが、この点が育ちの良さに効いていたと思う。 肥料は専用のハイポニカ液体肥料 A・Bセット を使った。A液とB液をそれぞれ水で500倍に薄めて使うもので、原液のまま混ぜると沈殿してしまうため、必ず水に別々に溶かす。液肥の濃さの管理にはAPERA EC20 というペン型のECメーター を用意した。ECというのは水にどれだけ肥料分が溶けているかを電気の通りやすさで測る指標で、単位はmS/cm(ミリジーメンス毎センチ)。水耕栽培では、このEC値が肥料の濃さの目安になる。 組み立てと初期設定 届いたキットを窓際で組み立てた。部品はシンプルで、栽培槽、液肥槽、循環ポンプ、給液吐出部、栽培鉢とがく型カバー、培地といった構成になっている。 取扱説明書によると、公称の液肥容量は12リットル。最初に6リットルを入れて循環を確認し、そのあとさらに6リットルを足す手順になっている。ウキの黄色い部分まで水位が下がったら補給の合図で、赤まで下がると危険水位だ。循環ポンプは栽培中ずっと動かすのが基本とされている。メーカーは日光が十分に当たる屋外での栽培を勧めているので、今回のように室内の窓際で育てるのは本来の想定とは少し違う使い方になる。そのぶん、都会の室内でどこまで育つのかという実験でもあった。 室内の栽培環境 置き場所は南向きの部屋の窓際。都内のマンションだが前をビルにさえぎられておらず、日当たりはまあまあある。とはいえ朝日は差し込まず西日も少なめで、南からの直射が入る時間はそれほど長くない。屋外でしっかり日を浴びせる栽培と比べると、日照は明らかに劣る条件だ。育成ライトの類は使っていない。 エアコンは普段どおりよく使った。夏はつけっぱなし、冬は暖房も入れる。ただし温度管理といっても人が快適に過ごすために使っただけで、トマトのために調整したわけではない。植えた時期はやや遅めだったが、種袋にあるとおり秋に実る品種だったので、季節はうまくかみ合った。そして室内ならではの利点として、虫がまったく寄ってこなかった。この一点が最後まで効いてくる。 写真でたどる栽培記録 種は「秋どりミニトマト 甘美」を使った。日付ははっきり覚えていないので、以下は写真のファイルに残っていた撮影日を頼りにしている。 いきなり装置に種をまくのではなく、まず別の容器でスポンジに種を置き、水を含ませて発芽させた。スポンジは601に付属していたもので、100円ショップのスポンジでも代わりになる程度のものだ。何粒かまいて、その中でいちばん元気に伸びた1本だけを選び、葉が開いたところで栽培槽へ移した。大きなキットに対して、植えた苗はたった1本である。 定植から2週間ほどで、ひょろりとした苗がしっかりした株に育ってきた。 9月半ばには最初の花が咲いた。 草丈が伸びてきたので、キットに付属する2段の支柱支持枠を取り付けた。もっとも、この枠は早々に用をなさなくなる。あとで書くように、株はこの枠をはるかに超えて茂っていった。 10月に入ると小さな青い実がつき始めた。 その青い実が、みるみる房になって増えていく。 11月に入ってようやく最初の実が赤く色づいた。ここまでくれば、あとは次々に熟していく。 11月末、まとまった量をざるいっぱいに収穫できた。ここから真冬にかけて、収穫が途切れなく続くことになる。 液肥とECの管理 肥料とECの管理は、正直なところかなり適当だった。最初のうちは取扱説明書を見ながら合わせ、あとは基本的にメーターの表示を見て決めていた。苗がまだ小さいうちは薄めに、株が育つにつれて液肥を足して濃くしていく、という大まかな方針だけを守った。管理はpHではなくECで見ていたが、途中からは測るのが面倒になってやめてしまい、水を足して薄まったかな、という感覚で継ぎ足していた。 参考までに、計測した折の表示を残しておく。組み立て直後の8月20日はおよそ1.5mS/cm。 実がたくさんついた11月19日にはおよそ3.3mS/cmまで上がっていた。 ただしこれらは、その瞬間に画面に出ていた数字にすぎない。直前に水を足したのか肥料を足したのかで値は動くので、「この濃度を保っていた」という意味の数字ではない。目標として一定に保ち続けていたわけではないことは、念のため断っておきたい。 ミニトマトの水耕栽培でどのくらいのEC値が目安になるのか、家庭向けの一般的な推奨レンジを調べてグラフにしてみた。数値の絶対値は品種や気温、栽培方式で変わるので、あくまでざっくりした指針として見てほしい。 苗のうちは薄く、大きくなるにつれて濃く、というのが基本線だ。ここで注意したいのが肥料の窒素分の扱いである。窒素は葉や茎を育てる成分で、これが多いと植物は葉や茎を茂らせる方向(栄養成長)に力を注ぐ。ところが実をつけ始める頃に窒素を与えすぎると、株が栄養成長に傾いたまま、花や実をつける方向(生殖成長)へなかなか切り替わらない。結果として葉ばかりがうっそうと茂って実つきが悪くなる。園芸ではこれを「つるぼけ(樹ぼけ)」と呼ぶ。だから実がつく段になったら肥料は少しずつにとどめ、葉の茂り具合を見ながら加減するのがよいとされている。今回は序盤を薄めにしていたのが結果的に功を奏したのかもしれない。 肥料の足し方にはこの装置ならではのコツがあった。水を補給すると液肥が薄まるので、そのつど液肥を直接タンクへ入れてやる。循環ポンプが水を回してくれるので、あらかじめ混ぜておかなくても勝手にいきわたる。この手軽さは2層循環式のありがたいところだった。 根の張り具合も、この循環のおかげか終始よかった。11月にタンクの中をのぞくと、白く元気な根がびっしり広がっていた。 以前、バケツにエアポンプで空気を送り込む自作の水耕装置を試したことがあるが、そのときは根がここまで生き生きとはしなかった。日当たりの差もあったかもしれないが、上から水を落として空気を巻き込みながら循環させる601の作りは、根に酸素を届けるという点でよくできていると感じた。 水の減り方は生育の段階で大きく変わった。実がなるまでは使う量が少なく、水を足すのは週に1回、多くて2〜3日に1回くらいで足りた。ところが実がついて株が大きくなると、水の減りが一気に激しくなる。葉が増えて蒸散が盛んになるうえ、エアコンで室内が乾くせいもあるだろう。逆にいえば冬場は、装置が加湿器のように部屋をほどよく潤してくれる感覚もあった。 受粉・誘引・剪定 人工授粉はほとんどしなかった。最初に少し花を揺らしてみたものの、どうやら必要なさそうだとすぐに分かった。というのも、株はレースカーテンの内側でちょうど葉のカーテンのように茂り、人がカーテンを開け閉めするたびに葉も花も揺れる。それだけで自然に受粉していたらしく、受粉で苦労した覚えはまるでない。 脇芽はちょこちょこ摘んだが、何本仕立てにするといった管理はいいかげんなものだった。伸びすぎたら先端を切る。切るとまた脇芽が出てくるので、それをたまに摘む。これはふつうのミニトマト栽培と変わらない。ただ、とにかく背が高くなった。身長を軽く超え、窓一面に張り付いて、2メートルは平気で超えていく。ここまで来ると手が届かず管理しきれないので、先端を止めた。 支えには、カーテンレールに紐をかけてつるを吊り上げ、茎を留めていった。付属の支柱支持枠は、この茂りように対してはまるで足りなかった。水耕栽培でここまで大きくなるのかと、正直なところ面食らった。下の写真は11月下旬に撮ったもので、定植からおよそ3か月、日数にして97日ほど。種をまいた日から数えても110日ほどで、たった1本の苗がこれだけの株に育った。 収穫と味 とにかくよくとれた。写真のとおり鈴なりで、途中まではきちんと数えていたが、100個を超えたあたりで数えるのがばかばかしくなってやめてしまった。終盤は毎日いくつか摘む状態で、ざっと見積もって300個ほどにはなったと思う。食べきれずに悪くしてしまったものもあったほどで、知り合いに配りたいくらいの豊作だった。 真冬の1月に入っても収穫は続いた。 ...

公開: 2026年7月16日 · Toshihiko Arai
日当たりの悪いベランダでゴーヤを栽培してみた【東京ベランダ菜園】

日当たりの悪いベランダでゴーヤを栽培してみた【東京ベランダ菜園】

結論から言うと、 直射日光が1日2時間ほどしか当たらない東京の半日陰ベランダでも、ゴーヤは収穫まで育ちました。 ホームセンターでふと見つけた苗をフェルトプランターに定植し、摘心・人工授粉・追い肥を続けた結果、15cmほどの実を初収穫できています。「日当たりの悪いベランダでもゴーヤが育つのか知りたい」という方に向けて、定植から初収穫までの栽培記録をそのまま残しました。摘心・人工授粉・追い肥・初収穫のタイミングが気になる方は、各見出しの補足も参考にしてみてください。 はじめに、ゴーヤの一般的な栽培時期を載せておきます。 🌱 ゴーヤの栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 植え付け 収穫 ※ 中間地(関東など)の目安。発芽適温25〜30℃と高め。グリーンカーテンにするなら5月中の植え付けが目安。 ゴーヤの苗を購入(2023年6月5日) ホームセンターでゴーヤの苗を購入し、フェルトプランターで余っていた土に定植しました。 紫蘇を寄せ植え栽培(2023年6月12日) ゴーヤの周りにはシソとバジルのタネを適当にばら撒いておきました。それらが芽生えています。 この頃、近所のあちらこちらで紫陽花がとてもキレイに咲いています。 支柱を立てる(2023年6月13日) ゴーヤがツルで伸びていく ことも知らず、慌てて支柱を立てました。 Note ゴーヤはグリーンカーテンにも使われるくらいですから、本来は網(ネット)を使った方がツルを伸ばしやすく管理しやすいです。 2週間後 (2023年6月19日) わずか2週間ですが、ものすごい勢いでゴーヤが成長しています。 上野にある不忍池(しのばずのいけ)の蓮も繁茂してきました。今年は開花を眺めてみたいですね〜♪ ベランダを越えるゴーヤ(2023年6月28日) バジルとシソの間引きもしなければと思いながらほったらかし状態。 とうとうベランダの柵を超えてしまいました。ゴーヤってグリーンカーテンにも使われるようで、まったく知りませんでした。 ゴーヤの摘心 (2023年6月29日) 摘心すると枝分かれして収穫量が増えるそうです。少し遅いですが、摘心してみました。 Note 摘心の補足:親づるの先を摘むと小づる・孫づるが増え、雌花が付きやすくなります。収穫量を増やしたいなら、つるが伸びきる前の早めの摘心がおすすめです。 直射日光が当たるのは長くても2時間程度です。残りの時間は半日陰状態の環境です。 雄花ばかり (2023年7月15日) ゴーヤの花はよく咲くのですが実が一向につきません。気になって調べてみたところ、 ゴーヤの雄花ばかり が咲いているようでした。 雌花は小づるや孫づるによく付く そうです。ですから少し摘心してみました。 雌花がちらほら (2023年7月25日) ゴーヤの赤ちゃんのような実を抱えた花がちらほら見えてきました。これがゴーヤの雌花です。虫に受粉を任せるのは心配なので、雄花を摘み取って人工授粉させました。果たしてゴーヤの実は成長してくれるのでしょうか? Note 人工授粉の補足:雄花を摘み取り、花粉を雌花の中心へそっと付けます。花が開いている朝のうちに行うと着果しやすかったです。半日陰で虫が少ない環境ほど、人工授粉が効いてくる印象でした。 ひっそりと成る実、追い肥 (2023年8月12日) ゴーヤのつるに隠れてひっそりと実が大きくなっていました。10cmほどでしょうか。日当たりの悪い場所でもゴーヤがすくすく育つことに少し安心します。 ...

公開: 2023年7月1日 · 更新: 2026年7月3日 · Toshihiko Arai
ベランダ菜園で収穫した緑のハラペーニョ4本

ハラペーニョの育て方と栽培記録【東京ベランダ菜園】

東京のベランダでもハラペーニョは無事に収穫できました。 ホームセンターで買った苗をフェルトプランターに定植し、ナス科なので連作を避けつつ水を切らさず液体肥料を与えて育てると、定植から約3ヶ月半後の8月に初収穫できました。収穫した実は、アメリカやメキシコで人気のハラペーニョポッパー(豚バラ肉巻き) にアレンジして美味しくいただいています。 これまで東京のベランダで鷹の爪(トウガラシ) 、ハバネロ の唐辛子を育てました。2023年、今年の夏はハラペーニョに挑戦です!鷹の爪は程よい辛さで、普段の料理に使いやすい。ハバネロは強烈な辛さと、独特の香りで背筋に戦慄が走ります(笑)ハラペーニョはどんな味なんだろう?名前をよく聞くものの味としての認識がなく、今回の収穫して食べれることをとても楽しみにしています。そんな私の東京ベランダ菜園ハラペーニョ編の栽培記録をお楽しみください。 まず、ハラペーニョの一般的な栽培スケジュールを載せておきます。種袋の裏に書いてあるやつですね。 🌱 ハラペーニョの栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 植え付け 収穫 ※ 中間地(関東など)の目安。発芽適温は25〜30℃と高めで、寒さに弱いので植え付けは遅霜の心配がなくなってから。 ハラペーニョはどんな唐辛子か 育て方の前に、ハラペーニョがどんな唐辛子なのかを整理しておきます。名前はよく聞くのに、実物の味を知らない方が多いと思うので。 まず辛さは、普通の唐辛子と思わないほうがいいです。スコヴィル値で表すとハラペーニョが2.5K〜8K、鷹の爪が40K〜50K、ハバネロが200K〜450K。つまり鷹の爪よりずっとマイルドで、感覚としてはピーマンと唐辛子の相の子です。シシトウを連想するかもしれませんが、あれとも違います。シシトウは皮が薄いのに対して、ハラペーニョは肉厚でピーマンに近い食感。それでいてピーマンほどの苦味はなく、ほんのりピリッと辛い。この「肉厚でピリ辛」が絶妙で、酒飲みのつまみに恐ろしく合うんですよね。 色でも味が変わります。緑のうちに収穫すると青唐辛子らしい青臭さがあり、赤く熟すまで枝に残すと甘みが出てきます。そして熟すほど辛さも増します。また、水を切らしてストレスをかけると実が辛くなる性質があるので、マイルドに食べたければ緑の適度なタイミングで収穫するのが良さそうです。 育て方の実際(半日陰ベランダの経験から) 書籍やネットの育て方情報はたくさんありますが、ここでは鷹の爪→ハバネロ→ハラペーニョと数年ベランダで唐辛子を育ててきた実体験ベースで書きます。先に結論を言うと、唐辛子は家庭菜園でいちばん裏切らない部類の野菜です。丈夫で、虫が来なくて、水さえ切らさなければ勝手に実ります。 日当たりは悪くてもなんとかなる 我が家のベランダは日照条件がかなり悪く、ゴーヤを半日陰で育てた記事 で書いたとおりの環境です。それでもハラペーニョは育ち、収穫までたどり着きました。半日陰でも諦める必要はありません。ただし実の付き方は日照に素直に比例する印象で、ちゃんと太陽に当ててあげればもっと鈴なりになったはずです。もし場所を選べるなら、日向に置いてあげてください。 プランターと土 — 連作障害は本当にある プランターは30〜45リットルクラスの大きめのフェルトプランターを使っています。普通のバケツで3〜4杯分の土が入る容量です。フェルトプランターは通気性が良くて根に優しく、軽くて扱いやすいので、ベランダ菜園にはおすすめできます。 土について、東京住まいの方には切実な事情があります。使い終わった土は気軽に捨てられないんですよ(自治体によっては回収外で、処分がかなり面倒)。なので私は土壌改良剤を混ぜて使い回しているのですが、ここで効いてくるのが連作障害です。ハラペーニョはナス科で、ナス科は連作を嫌う。これは本で読んだ知識ではなく実体験で、新品の土で唐辛子を育てた年と、その土を1〜2年後にまた唐辛子に使った年とでは、育ちが明らかに違いました。毎年新しい培養土にするのが理想、使い回すなら土壌改良剤を混ぜて、できれば前年ナス科を植えていない土を選ぶ。ここはケチらないほうがいい部分です。 水やりは1日1回、やりすぎ注意 夏場は基本、朝に1日1回たっぷり。土の表面が乾いていたら底から染み出るくらい与えます。逆に、常にジメジメさせるのは良くありません。唐辛子類は過湿に弱く、根腐れや長雨時の病気の原因になります。「乾いたらたっぷり、乾くまで待つ」のメリハリが大事です。前述のとおり乾燥ストレスで実が辛くなる性質もあるので、極端に干からびさせるのもNG。とはいえフェルトプランターは水はけが良いので、1日1回ペースで難しく考えなくても大丈夫でした。 肥料と病害虫 肥料はハイポネックスなど市販の液体肥料で十分です。つぼみが見え始めたら週2回ほどのペースで与えます。唐辛子類は肥料切れを起こすと実がつかなくなるので、開花以降は切らさないことだけ意識してください。 病害虫は、数年育ててきてほぼ無縁です。アブラムシもハダニも唐辛子にはまず付きませんでした。おそらく辛味成分のおかげで、虫よけを何もしなくても健康に育ちます。ベランダで虫と格闘したくない人にこそ、唐辛子類はおすすめです。 ここからは、2023年のハラペーニョ栽培記録です。 ホームセンターでハラペーニョの苗を購入(2023年4月28日) ホームセンターでハラペーニョの苗を購入してきました。 ハラペーニョは唐辛子やハバネロと同じナス科の植物です。 今までの経験からして、唐辛子を育てるのは簡単です。丈夫な植物なので日当たりの悪いベランダでもすくすく育ちます。また、虫もほとんどやってきません。病害虫にやられることなく、水を切らさずに与えさえすれば余計な世話の必要なく実がつきます。 ただしナス科の植物は連作を嫌いますので土の使い回しには気をつけます。 古土を使い回したい場合は、土壌改良剤を混ぜ合わせると便利です。 紫蘇とともに(2023年6月12日) コロナ禍で始めた家庭菜園も、4年目に入りました。当初から使ってきたフェルトプランターも年季が入ってきました♪ この頃は、数日単位で植物が急成長しています。 ハラペーニョの周りには紫蘇(しそ)の種を蒔いておきました。こちらも収穫できるほど急成長しています。 定植から2ヶ月後(2023年6月28日) ハラペーニョの苗を定植してからちょうど二ヶ月経ちました。 開花と結実 (2023年6月30日) 既にハラペーニョの花がちらほら咲いています。唐辛子はナス科です。鷹の爪、ハバネロと同様に花の特徴も似ています。 実るよハラペーニョ(2023年7月23日) 肉厚の実がぷっくりと膨らんできました。緑のツヤが良く、見た目はもう小ぶりのピーマンです。 ...

公開: 2023年6月29日 · 更新: 2026年7月3日 · Toshihiko Arai
ハバネロを育ててみた|唐辛子の栽培【東京ベランダ菜園記録】

ハバネロを育ててみた|唐辛子の栽培【東京ベランダ菜園記録】

東京のベランダでも、ハバネロは定植から約3ヶ月半でしっかり初収穫できました。 4月20日にプランターへ苗を定植し、水を切らさず育てたところ、7月下旬に最初の実がつき、8月7日に赤く熟した実を初収穫。鷹の爪と違って真夏はあまり実らず、涼しくなった秋口から盛んに実り始めたのが印象的でした。 昨年から唐辛子のベランダ菜園にはまっておりまして、今年は鷹の爪(トウガラシ) に加え、ハバネロを育ててみました。翌年に挑戦したハラペーニョ もあわせてご覧ください。 ハバネロの一般的な栽培時期はこちらです。 🌱 ハバネロの栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 植え付け 収穫 ※ 中間地(関東など)の目安。発芽適温が高く寒さに弱いので、植え付けは十分暖かくなってから。実つきの最盛期は涼しくなる秋口。 ハバネロの菜園記録 4月20日、ハバネロの苗をプランターに定植しました。プランターの奥には万願寺とうがらしも同時に育てていきます。 7月25日、初めての実が成りました。 その後ハバネロが赤く熟すまで育て、8月7日にハバネロを初収穫できました。 恐る恐る食べてみましたが、私の感想としては鷹の爪とはまた違った刺激で、独特の香りがありました🌶 何の料理に使おうか悩みましたが、まずはスンドゥブチゲに使ってみました。なお、たくさん実ったハバネロは後日デスソース(激辛タバスコ) にして大量消費しています。 実がなったのは最初のひとつだけでして、この後はしばらくまったく実りませんでした。鷹の爪と違って真夏には実らず、秋口に実り始めました。 9月26日、ハバネロが盛んに実っている様子です。 実の促進に効果あるか分かりませんが、リン酸多めの活力剤を挿してみました。 ハバネロのスコヴィル値 品種 スコヴィル値 ペッパーX 3.2M ドラゴンズ・ブレス 2.5M ブート・ジョロキア 1M ハバネロ 200K - 450K 鷹の爪 40K - 50K 島唐辛子 15K - 30K ハラペーニョ 2K5 - 8K タバスコ 2.5K - 5K ピーマン、シシトウ 0 参考: スコヴィル値 - wikipedia ...

公開: 2022年9月26日 · 更新: 2026年7月3日 · Toshihiko Arai
初心者でも簡単!バジルのプランター菜園、毎日使えるハーブ

初心者でも簡単!バジルのプランター菜園、毎日使えるハーブ

バジルは日当たりの弱い半日陰のベランダでも育てやすいハーブです。私も東京都内の日当たりの悪いベランダで野菜菜園をはじめ、最初に育てたのがこのバジルでした。シソと同じシソ科で大きな失敗をしにくいので、家庭菜園が初めての方にもおすすめです。ここではタネまきから間引き・摘芯、そして採れすぎたときの塩漬け保存まで、実際に育てた記録としてまとめます。 バジルの育て方 タネまき タネから育てる場合は、 5月〜6月あたりにタネまき をします。タネは覆土(ふくど)する必要ないです。私の場合、7月の遅まきでしたが問題なく成長しています。 土は、一度使った古土があればそれを使って育てることができます。タネを土に撒いたら 毎日たっぷり水やり します。日当たりの良い場所で、水はけが良いようでしたら1日2回やりましょう。 間引き バジルは成長が早いので一人分なら 1苗か2苗もあれば毎日の食卓には十分 かと思います。タネを撒いてからある程度成長したら、間引きを行います。元気の良いバジルの苗を数本残して残りは摘み取ってしまいましょう。摘み取ったバジルは食べられますので、パスタなどで使ってください。 摘芯 バジルの 背丈が20cmほどになったら、主茎を摘芯(てきしん)すると二股に分かれて成長するので多収が見込めます。 私のバジルはタネまきから2ヶ月ほど経ちましたが、消費が追いつかないほど成長してきました。数えたら4苗も残してありました。欲張って育てすぎましたね (^_^;) バジルの活用方法 勢いよく育つバジルを、ピザやパスタで消費しています。 また、消費が追いつかないバジルは塩漬けにしてみました。 ちなみに、 バジルの塩漬けの作り方は、煮沸消毒したビンにバジルと塩を交互に重ねていき、バジルにまんべんなく塩が行き渡るようにすれば完成です。 瓶いっぱいに詰めても、次の日には半分程度のかさに縮みます。 使う時は、水洗いして塩を取り除いてから使用します。ピザの焼き上がり直前に乗せると美味しいですよ。 ⚠ 塩漬けの保存期間や常温保存の可否は、塩分量や瓶の消毒状態、置き場所の環境によって変わります。家庭での保存は冷蔵庫に入れておくのが安心です。変色やにおい、カビなどが気になるときは無理に使わないようにしてください。 半日陰で育てやすい葉物 日当たりの弱いベランダでも育てやすかった葉物の記録です。何を育てるか迷っているときの参考にどうぞ。 半日陰で育てるシソ(大葉)のベランダ菜園 … バジルと同じシソ科の葉物です。 半日陰で育てるミツバのベランダ菜園 … こちらはセリ科ですが、半日陰でよく育ちました。 バジルやシソのように葉を使うハーブは、トマトなど実のなる野菜より日当たりが弱くても結果を出しやすいと感じています。 関連アイテム これからバジルを育てるなら、種、プランター、塩漬け用の保存瓶があれば始めやすいです。半日陰のベランダでは、水持ちを考えて少し大きめのプランターを選ぶと管理が楽になります。 バジルの種をAmazonで探す 家庭菜園用プランターをAmazonで探す 保存用のガラス瓶をAmazonで探す

公開: 2021年8月28日 · 更新: 2026年6月10日 · Toshihiko Arai
半日陰で育てるシソ(大葉)のベランダ菜園

半日陰で育てるシソ(大葉)のベランダ菜園

大葉は 半日陰でも十分育ちます。 むしろ真夏の強い直射日光に当てすぎるより、食用なら少しやわらかい光の場所のほうが葉が硬くなりにくく育てやすいです。 ただし、この記事の実例は午前だけ直射日光が1〜2時間入る、または反射光で明るい半日陰のベランダです。完全な日陰で何も光が入らない場所まで同じように育つ、という意味ではありません。東京のベランダにありがちな「家庭菜園にはやや過酷だけれど、夏だけ日が入る」くらいの環境でも、大葉なら薬味に使うには十分育ちました。 この記事では、東京都内の 直射日光が1〜2時間しか当たらないベランダ でシソ(大葉)を育てた実例をもとに、 半日陰や日陰気味のベランダでも育つのか 大葉を育てる日照の目安 水やり、間引き、摘心、追肥のコツ 育ててわかった失敗しやすいポイント をまとめます。あわせて、シソの一般的な栽培時期も載せておきます。 🌱 シソ(大葉)の栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 植え付け 収穫 ※ 中間地(関東など)の目安。好光性種子なので覆土はごく薄く。摘みながら収穫すれば秋まで長く楽しめる。 結論 先に結論を書くと、シソ(大葉)は 半日陰のベランダ向きの育てやすい野菜 です。 直射日光が1〜2時間ほどでも育てやすい 真夏の強光より、やややわらかい日差しのほうが葉が食べやすい 水切れだけ注意すれば初心者でも失敗しにくい 摘心すると脇芽が増えて、長くたくさん収穫できる 私の環境は、東京都内の2階ベランダで、10時ごろに1〜2時間ほど直射日光が当たる程度です。残りの時間はほぼ日陰ですが、それでも大葉は問題なく育ち、梅雨から夏にかけて繰り返し収穫できました。 日陰と半日陰の目安 しそを育てるなら、日陰の種類を分けて考えると判断しやすいです。下の表は私のベランダ栽培の実感をもとにした目安で、品種、季節、建物の反射光、風通し、プランターの大きさでも変わります。 日照条件 ベランダでの目安 大葉栽培の印象 完全な日陰 室内奥、外でも一日中暗い場所 光量不足で徒長しやすい。おすすめしにくい 明るい日陰 直射はないが、空や反射光で明るい 候補になる。葉物なので、実もの野菜より試しやすい 半日陰 午前だけ日が入る、午後は日陰になる 大葉向き。葉が硬くなりにくく、薬味なら十分 直射日光1〜2時間 朝だけ、または夏だけ短時間日が入る 私の環境に近い。水切れに注意すれば育てやすい 実のなる野菜は日照不足で厳しく感じることがありますが、大葉は葉を食べる野菜なので、半日陰でも満足しやすいです。私の環境では短時間の直射日光と反射光があり、徒長は多少あっても、葉を摘んで使う分にはあまり気になりませんでした。 シソ(大葉)は半日陰でも育つ? 育ちます。シソは日光を好む植物ですが、トマトのように長時間の強い直射日光が必須というタイプではありません。むしろ 食用の葉をやわらかく育てたいなら、半日陰くらいのほうが扱いやすい と感じました。 特にベランダ菜園では、 午前中だけ日が当たる 建物の反射光が入る 明るい日陰になる といった環境なら十分候補になります。 逆に、完全な室内のように光量が足りなさすぎる場所だと徒長しやすくなるので、最低でも 空が見える明るい日陰から短時間の直射日光 くらいの明るさはほしいところです。 ...

公開: 2021年7月28日 · 更新: 2026年7月3日 · Toshihiko Arai
半日陰で育てるミツバのベランダ菜園

半日陰で育てるミツバのベランダ菜園

ミツバは半日陰のベランダでもよく育ちます。育てた環境は、東京都内のかなり日当たりの悪いベランダです(10時頃に1時間ほど直射日光が当たるのみで、日中は隣のマンションの壁に反射した光のおこぼれをもらう程度の日陰状態。2階の位置で風当たりは強くありません)。この記事では、その環境で実際にミツバを育てた記録をもとに、育て方の手順、ハダニが出たときの対処、1年後のようすまでをまとめます。水さえしっかり与えれば手をかけずに育てやすい野菜なので、日照の弱いベランダで何を育てるか迷っている方の参考になればうれしいです。 ミツバの育て方 それでは、ミツバの育て方ざっくりと説明していきます。 ミツバは春または秋に種まきをします。暑いところが苦手ですので、日陰のベランダなら育てやすいのではないでしょうか。ただし、エアコンなどの室外機の近くで育てるのは避けてくださいね。 まずはプランターを用意し、鉢底石を敷いて土を入れましょう。 次に、タネを土の表面に撒きます。タネに土は被せないでください。好光性と言って、ミツバのタネは発芽に光が必要なのです。 ちなみに「シソ」も同じ好光性です。優しく水やりをして、発芽を待ちましょう。 Note 余ったタネは、ジップロックなどで密封して冷蔵庫に保存すれば翌年も使用できます。 植物が混み合ってきたら、成長の悪そうなものから間引いてください。草丈が20cm位になったら、株もとから切り取って収穫します。再生力が強いので、またすぐに葉ができます。 1ヶ月に一回、追い肥(おいごえ)を行います。野菜の根に直接触れないように、肥料をプランターの脇に肥料を埋めてください。 ▼このように、スーパーで売られているミツバ(糸ミツバ)よりも葉が大きく立派です。少量だけ摘み取ってアサリやシジミの味噌汁に入れと最高ですよね!大量に収穫できた場合は、さっと茹でてワサビ醤油で和えるとこれまた絶品です!ぜひ皆さんもミツバを育ててみてくださいね! フェルトプランターのおすすめ ところで私はフェルトプランターを使って都内ベランダ菜園をしています。25Lの大容量ですが、フェルトプランターは フチを折り曲げることで自由にサイズを変えられます。 葉物野菜は少なめの土でも十分育ちますのでフチを折り曲げて使っています。フェルトプランターなら捨てるときも簡単なので、都内のベランダ菜園におすすめです。 また、フェルトプランターはほどよく水はけしてくれるので、鉢底石が必要ありません。水持ちも良く、プラスチックプランターでは一度の水忘れでも野菜に致命的ダメージを与えかねませんが、フェルトプランターならそうはなりません。 ハダニの被害 ミツバの葉がところどころ黄色くなっているのが気がかりでしたが、どうもハダニの仕業ということ分かりました。黄色くなっているミツバの葉の裏をスマホマクロレンズで拡大してみました。 赤いのと黒いダニらしきものがうじゃうじゃいました。>< 実は、ミツバの近くでパクチーを育てていたのですが、こちらはすっかり枯れていて放置していました。よく見ると小さな蜘蛛の巣のが葉に張られています。調べてみるとこれがまさにハダニでした。ハダニは蜘蛛の仲間なのです。クモの中には害虫を捕食してくれる益虫もいますが、ハダニは植物の栄養を吸い取って成長を止め枯らせてしまうので害虫です。パクチーのハダニがミツバへ移ってしまったのかもしれません。 農薬で対処 対処方法として、水攻めや牛乳を混ぜた水で窒息させる方法などが検索でヒットしますが、この手の民間療法は前年のトマトのサビダニで効果を感じられず懲りていたので、今回は農薬を使ってみることにしました。 選んだのは、名前を聞いたことがあって安く手に入る「マラソン乳剤」です。ハダニだけでなくアブラムシにも使える薬剤で、希釈して霧吹きで散布しました。 ⚠ 農薬は、使える作物・希釈倍率・収穫前に何日あける必要があるか(収穫前日数)が製品ごとに決まっています。作物によっては登録がなく使えないこともあるので、使う前に必ず手元の製品ラベルを確認し、記載どおりの倍率と日数を守ってください。ここに書いているのは、あくまで私が自分のベランダで使ったときの記録です。 匂いはかなり強烈で、散布したときは正直ひきました。ただ、無臭の薬剤よりは「農薬を使っている」という自覚が働く分、慎重に扱おうという気持ちにはなります。なお魚には有害なので、近くのビオトープはビニールで全面を覆い、農薬が絶対にかからないように対処しました。 1年後 それから1年がたち、ミツバも冬を越して春になったらまた勢いよく葉が茂っていきました。 なんだか昨年よりも元気に育ってますね。冬を越して鍛えられたのでしょうか? 6月頃になるとミツバの花が咲き始めました。豆粒のように小さな花を咲かせるんですねぇ! 夏になると葉の成長は衰えていきます。毎日30度を超える猛暑ですから、ミツバにとっては厳しい季節なのかもしれません。 また秋以降の収穫に期待したいと思います。 半日陰で育てやすかった葉物 日当たりの弱いベランダで何を育てるか迷っているなら、ミツバ以外の葉物も候補になります。 半日陰で育てるシソ(大葉)のベランダ菜園 セルトレイ水耕栽培でチマサンチュとミツバを同時栽培 どちらも直射日光が少ない環境で育てた記録です。トマトのような実のなる野菜より、ミツバや大葉のように葉を食べる野菜のほうが、半日陰のベランダでは結果を出しやすいと感じています。 関連アイテム 今回のベランダ菜園で使いやすかったものをまとめておきます。フェルトプランターは葉物野菜とも相性が良く、都内の省スペース栽培でも扱いやすいです。 ミツバの種をAmazonで探す フェルトプランター 培養土 25L 前後

公開: 2021年7月28日 · 更新: 2026年6月11日 · Toshihiko Arai
トウガラシの栽培【東京ベランダ菜園記録】

トウガラシの栽培【東京ベランダ菜園記録】

この記事では、東京の日当たりの悪いベランダで育てたトウガラシの栽培記録を、苗の定植から青唐辛子の初収穫、そして赤く完熟するまでの約3か月の流れでご紹介します。結論から言うと、半日陰のベランダでもトウガラシはすくすく育ち、病害虫の心配もほとんどなく、手間がかからないので菜園初心者にも向いている植物だと感じました。記事の後半では、トウガラシの来歴や品種、カプサイシンにまつわる話などもあわせてまとめています。 まず、トウガラシの一般的な栽培時期です。 🌱 トウガラシ(鷹の爪)の栽培カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 種まき 植え付け 収穫 ※ 中間地(関東など)の目安。青唐辛子としては7月頃から、赤唐辛子として使うなら秋に赤く熟してから収穫。 はじめに 去年、都内のベランダで色々野菜を育ててみた結果、日当たりの悪い環境でもよく育つ野菜とそうでないものが分かってきた。その中から、育ちの良い野菜のみを今年は育てることにした。 去年の種がいっぱい余っていたので、それらを撒き、新たな野菜は育てないつもりだった。。。が!、たまたまホームセンターで「トウガラシ」の苗が78円で売られていた。買ってしまった。 唐辛子は大好きで、よく使う食材。絶やさず常備しているが、育てたことはなかった。どうなるかは分からないが、興味本位で育ててみることにした。 トウガラシの栽培記録 栽培1日目 トウガラシの苗を購入・定植 ホームセンターでトウガラシの苗を購入。葉の状態が一番キレイなものを選んだ。菜園をやり始めると、葉の状態などをよく観察するようになるので、元気な状態かどうかの判断が着くようになった。 去年の土とフェルトプランターを再利用 して、色々野菜を育てている。パクチー、小ネギ、モロヘイヤを育てている脇にトウガラシを定植してみた。 パクチーはここの環境下だとよく育つ。消費が追いつかないくらい育ててしまった。小ネギはスーパーのもので、根を植えて再生栽培させている。今年は小ネギを買わずに済む1年になりそう。モロヘイヤはこの時期ようやく芽を出して成長してきた。心配になるくらい、初期成長はとにかく遅いモロヘイヤだ。 こんなに密植させて大丈夫?と思われるかもしれないが、こちらの書籍によれば、ように寄せ植え栽培することでお互い競争するので成長が早くなるそうな。また、 コンパニオンプランツ の考え方もあって、種類の違う植物がお互いに良い影響を与えることもあるようだ。 栽培15日目 トウガラシの花が咲く 連日の雨続きの中、トウガラシの花が咲いた。 とても小さな可愛らしい花だ。こんな花が咲くのかと感心しながらも、後にあのような辛いトウガラシになるのだがら、見た目からは想像できないものだ。 栽培24日目 猛暑、次々と花が咲く 連日の雨が晴れ、いよいよ夏らしい暑さになってきた。 こちらは猛暑でバテバテだが、トウガラシにとっては待ってましたと言わんばかりの暑さの様子。元気に花が咲き乱れている。さすがは暑い国出身の植物だ。 栽培27日目 トウガラシの実がなる トウガラシの実がちらほら成ってきた。「そうか、これは 青唐辛子 なのか」と思って調べてみると、やはり未熟な唐辛子を青唐辛子と呼んでいるようだ。これを実らせたまま完熟させると赤色に変わっていく。よく使う鷹の爪なんかは、完熟させたトウガラシをさらに干して乾燥させたものである。また、青唐辛子には沢山の品種があり、伏見甘とうがらしや万願寺とうがらし、 獅子唐などもすべて青唐辛子 の一種だそうだ。 もう少し大きくなったら青唐辛子を料理に使ってみよう。 栽培31日目 青唐辛子の初収穫 トウガラシの苗を定植してからこの日でちょうど一ヶ月。青唐辛子を初収穫して「冷やし中華」をはじめてみた。青唐辛子の辛味と青々しい香りが、うだるような暑さを忘れさせてくれる。 青唐辛子は、酢漬け(ピクルス) にしたり、柚子胡椒 に仕込んだりすると色々な料理に使えて便利です。辛いものが好きなら青唐辛子ラーメン のように大量消費する使い道もあります。冷蔵で保存しておけば、わが家では1年ほど使い切れています。 栽培63日目 トウガラシが赤くなる トウガラシの実がなってから約40日、ようやく赤くなった。ミニトマト菜園の時はトマトの実が緑→黄→赤となったが、このトウガラシは緑→黒→赤の順番で色が変化した。トウガラシが黒くなった時は焦ったが、その後ちゃんと赤くなって良かった。 ところで、そばではモロヘイヤやシソを栽培している。これらが、ハダニの被害にあいまくっているが、トウガラシにはハダニはまったくつかない。カプサイシンのおかげで虫を寄せ付けないのだろうか?トウガラシを初めて育ててみたが、病害虫に強くとても育てやすい。 その後、次々とトウガラシは赤くなっていきました。 栽培103日目 トウガラシの葉のお浸し トウガラシの葉は食べられるらしので、1、2分茹でてお浸しにしてみました。 歯ごたえは柔らかく、味にクセがなくて美味しかったです。モロヘイヤに似ていると感じました。 ...

公開: 2021年6月26日 · 更新: 2026年7月3日 · Toshihiko Arai
【セルトレイ水耕栽培】チマサンチュとミツバを同時栽培

【セルトレイ水耕栽培】チマサンチュとミツバを同時栽培

チマサンチュとミツバを、土を使わず セルトレイを使った水耕栽培装置 で同時に育ててみました。結論から言うと、直射日光が入りにくい都内のベランダでもチマサンチュはかなり育ち、ミツバはゆっくりながら発芽しました。 この記事では、タネまきから収穫、アブラムシ対策までの記録を残します。半日陰の葉物栽培を考えている場合は、半日陰で育てたシソ や ミツバ栽培 も合わせて読むと比較しやすいです。 栽培1日目 タネまき チマサンチュのタネはダイソーで手に入れた。 サンチュといえば、焼肉でよく使われれるレタスだ。葉が柔らかく、普通の丸レタスより食材を包みやすい。ちなみに、チマサンチュはコリアンレタス(Korean lettuce)と呼ばれている。 一方、ミツバのタネはホームセンターで手に入れた「アタリヤ農園」のものだ。 お茶漬けや、あさりの味噌汁にミツバは欠かせないくらい大好きだ。スーパーでミツバを買うと割高で使いきれなかったりするから、使う分だけ摘み取れるようになったら最高だ。 液肥は、ハイポネックスを1000倍に薄めたものを使用した。 栽培26日目 その後の様子 タネまきしてからほぼ放置していたが、順調に育っているようだ。チマサンチュに比べミツバの発芽はだいぶ遅かったが、なんとか育っているようだ。 栽培33日目 約1か月後 タネまきから約1か月後の様子。 チマサンチュがキレイに育っている。1週間前と比べると急激に葉が繁ってきた。チマサンチュが旺盛なのでミツバが隠れてしまっているが、ミツバもしっかり発芽しゆっくり葉をつけている。直射日光が当たることのないベランダでも、育てる野菜によっては十分育つことを学んだ。 液肥交換はせず、セルトレイに水が浸からなくなったらその都度、ハイポネックスを1000倍に薄めた液肥を足す ようにしている。 栽培34日目 赤いアブラムシ? 混み合っているチマサンチュの中に、アブラムシのみたいな赤い虫をいくつか発見した。 形からするとハダニではなくアブラムシであろう。別のベランダで育てているオクラにも黒いアブラムシが発生している。赤と黒で別の種類だと思うが、一体どこからやって来たのかとても不思議だ。今回は葉水で洗い流すことにした。 栽培39日目 摘み取り収穫1 スーパーで売られているサンチュの大きさくらいに育ったので収穫。焼肉ステーキに添えて美味しく頂いた。チマサンチュはサニーレタスよりキレイに育って扱いやすい。これからはチマサンチュを多めに育ててみようかと思う。 栽培45日目 摘み取り収穫2 アブラムシが大量に発生してきたので、風通しを良くするためにも、収穫できるものはすべて収穫することにした。 ▲このように、たくさんの収穫量となった。今回はサムギョプサルと一緒にチマサンチュを美味しく頂いた。 栽培53日目 アブラムシ退治 何度か摘み取り収穫したものの、どんどん生えてくるチマサンチュ。キレイな葉っぱなので育てていても気持ちが良い。 よくみると、アブラムシが大量発生していた。とくに株の中心に生えている新芽が大好きなようだ。 他の野菜でも、オクラ、かぶ、ハクサイにアブラムシが発生しているので、手作業で駆除するのは限界を感じた。そこで菜園を始めてからはじめて薬剤を使用してみることにした。 葉物野菜なので農薬は抵抗があるが、Amazonの口コミなどを良くみて、こちらのベニカベジフルスプレーを使ってみることにした。レタスの場合、収穫7日前まで使えると書いてある。 翌日観察してみると、驚くほどアブラムシがいなくなっていた。まだ葉についているアブラムシも、葉水を当てるとポロリと落ちていく。生きているアブラムシは葉水では容易に落ちたりしなかった。 また、葉を蝕んでいた幼虫がいてどこに隠れているかわからなかったが、外に出てきて死んでいるのを確認できた。ベニカベジフルスプレーは効果抜群だ。 関連記事・関連アイテム 半日陰のベランダで葉物を育てるなら、同じく日当たりに悩みながら育てた シソ栽培 と ミツバ栽培 が近い記録です。収穫後の使い道は、みょうがの酢漬けバーガー のような香味野菜を使う料理にも広げられます。 セルトレイ ハイポネックス 液肥 ベニカベジフルスプレー

公開: 2020年10月17日 · 更新: 2026年5月6日 · Toshihiko Arai
サニーレタス・カラシナ・コマツナ・ミズナの4種を水耕栽培してみた

サニーレタス・カラシナ・コマツナ・ミズナの4種を水耕栽培してみた

この記事では、サニーレタス・カラシナ・コマツナ・ミズナの4種を、セルトレイ水耕栽培装置を使ってタネから育てた記録をまとめておく。結論から言うと、4種とも無事に収穫まで到達できた。ただし、密植させたことで摘み取りに手間がかかったこと、セルトレイ式は液肥の容量が小さく注ぎ足しが頻繁になること、ベランダの手すりは風当たりが強すぎたことなど、いくつかの気づきがあった。これからセルトレイで葉物野菜を育ててみたい方の参考になればうれしい。 タネまきから本葉まで 栽培1日目 タネまき ホームセンターで手に入れたサニーレタス、カラシナ、コマツナ、ミズナのタネ。 卵のパックにバーミキュライトを入れ、これらのタネをまいた。 栽培3日目 発芽 タネまきから二日ほどで発芽。培地が乾かないよう、水やりをこまめに行う。 実はホウレンソウのタネも撒いたのだが、その後発芽することはなかった。 日当たりの悪いベランダ場所なので、夜は台所の電球を利用したり、自作植物育成ライトで光を当てて成長を促してみた。 栽培6日目 植物育成ライトの効果 植物育成ライトのおかげで、成長が促進されているようだ。日当たりの悪いベランダの日照不足を多少でも補えているだろう。 栽培9日目 セルトレイ水耕栽培装置へ移植 卵パックで育ててきた苗がだいぶ成長したので、セルトレイ水耕栽培装置に移植した。(最初からセルトレイにタネを撒けば良かったが、当初はセルトレイで栽培する予定でなかったのだ。)装置の作り方はセルトレイ水耕栽培装置の作り方 にまとめてある。 苗を移し替えて、プランターに液肥を注いだら定植完了。翌日、残りの苗もセルトレイ水耕栽培装置に移植した。 栽培15日目 その後の様子 その後、順調に成長している。間引きをしようと思いながらも、結構大きく育ててしまった。 栽培21日目 ベランダの手すりへ移動 S字フックを使って、セルトレイ水耕栽培装置をベランダの手すりに固定した。また、間引きをしようと思っていたが 「密植するとお互い競争し合って、初期成長が早くなる」 らしいので、このまま様子をみることにした。 野菜の成長と収穫 栽培28日目 水耕栽培は手間がかからない 水耕栽培は、液肥の注ぎ足し以外にほとんど手間がかからない。野菜たちは勝手に成長していく。 栽培38日目 間引き、摘み取り収穫 少しずつ摘み取りながら収穫していたが、だんだん混み合ってきたので1つのセルに一株程度残るように間引くことにした。水菜やレタスが他の葉っぱと絡まりやすく、密植栽培させると摘み取りに苦労することがわかった。 間引き後、土寄せをしたりしたが、どうもピシリと立ってくれない。ベランダの手すりは風通しが良いため、野菜にとっては風当たり強すぎるのかもしれない。 摘み取った葉はそれぞれ小さいが、まとめるとかなりの量が収穫できた。 栽培76日目 カラシナの収穫 カラシナが暴れ回っているので摘み取り収穫することにした。カラシナは素手で触るとトゲトゲしていて痛いので注意。 カラシナはお浸しにしていただいた。あれだけゴワゴワしてトゲトゲしかったカラシナも、茹でると柔らかく辛味もなくなり食べやすくなる。 栽培81日目 コマツナ、サニーレタスの収穫 カラシナに続いて、コマツナ、サニーレタスもセルトレイいっぱいに育っているので収穫することにした。 コマツナは株元からハサミで切って3株を収穫、サニーレタスは大きい葉のみを摘み取り収穫した。 ところで、秋になってから空気が乾燥しているせいか、水耕栽培の液肥の減るペースが速い。もちろん野菜が大きく成長しているのも要因の1つだろう。セルトレイ水耕栽培の場合、1週間に一度は、液肥を満タンに注がなければならない。 それと比べてファイルボックス水耕栽培装置 では、1か月以上液肥がもつ。単純に容量が大きいのもあるが(4リットル以上の液肥が入る)、縦長で口が狭いため蒸発しにくいのかも。ファイルボックスで育てた小松菜の方が若干成長は早かった。また、スポンジで固定されているので、株元の根が曲がっても上下に動かして修正できるので便利だ。 このように、セルトレイ水耕栽培は手軽に多くの株を育てられる一方で、液肥の容量が小さく注ぎ足しの頻度が高い。容量を優先するならファイルボックス式、株数を優先するならセルトレイ式と、用途で使い分けるとよさそうだ。 関連記事 セルトレイ水耕栽培装置そのものの作り方や、容量で比較したファイルボックス水耕栽培の記録もあわせてどうぞ。 セルトレイ水耕栽培装置の作り方 スーパーで買った空芯菜を水耕栽培で再生して増やしてみた(ファイルボックス水耕栽培) 同じ年に、同じベランダで育てたほかの葉物野菜の記録です。秋まき野菜の流れをつかむのに役立つと思います。 チンゲン菜の菜園記録【東京ベランダ菜園記録】 かぶをタネから土壌栽培と水耕栽培で育てる【東京ベランダ菜園記録】 関連アイテム 今回のセルトレイ水耕栽培で使ったものをまとめておきます。バーミキュライトは育苗の培地に、液体肥料は水耕栽培の液肥に使いました。 セルトレイ バーミキュライト 液体肥料 ハイポニカ

公開: 2020年8月28日 · 更新: 2026年6月15日 · Toshihiko Arai