初心者でもできる!クロスバイクのブレーキシュー交換方法

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Toshihiko Arai

はじめに

10年以上愛用しているクロスバイク、TREK FX 7.4のブレーキシューを交換しました。今回はその手順を忘備録として記録し、初心者でも分かりやすいように解説します。ブレーキシューの交換目安は、溝が消え始めたらが目安です。この自転車では今回が2回目の交換です。

必要な道具

今回使用したのは以下の商品です。

Vタイプ ブレーキパッドアーレンキー

交換手順

1. 古いブレーキシューの取り外し

まず、ブレーキのリード管を外します。その後、古いブレーキシューを取り外します。この際、リングの順番を覚えておくことが重要です。

ブレーキのリード管を外す古いブレーキシューを外す古いブレーキシューのリングの順番を覚えておく

2. 新しいブレーキシューの取り付け

次に、新しいブレーキシューを取り付けます。ブレーキシューには左右がありますので注意しましょう。フロントとリアは同じペアで使用できます。

新しいブレーキシュー
リムとタイヤの間を1mmくらいあけた位置に取り付ける

3. インナーワイヤーの調整

左右を間違えずにブレーキシューを取り付けたら、以下の手順でインナーワイヤーを調整します。

ブレーキシューをリムに密着させた状態で、インナーワイヤーを固定しているボルトを緩めます。 ブレーキシューをリムに抑えた状態インナーワイヤーを緩める

次にブレーキレバーのアジャスターネジを回して6mm程度隙間を開け、その状態でボルトを締めてインナーワイヤーを固定します。

アジャスターネジを6mmくらい開ける緩めたインナーワイヤーを固定

これで、ブレーキがリムにピタッと密着する状態になります。

ブレーキがリムにピタッとくっついた状態

4. 最終調整

最後に、ブレーキとリムの間に隙間を作るため、ブレーキレバーのアジャスターネジを締めます。

ブレーキレバーのアジャスターネジを締める

ブレーキとリムの間に隙間が開くはずです。 ブレーキとリムの間に隙間が開く

その後、左右の隙間が均等になるように、Vブレーキのネジをプラスドライバーで調整します。

Vブレーキのネジを調整して左右の間隔を調整するVブレーキのネジを調整して左右の間隔を調整する

これで、ブレーキシューの交換が完了です。

ブレーキシューの交換完了

コツと注意点

手順さえ守れば、ブレーキシューの交換は簡単にできます。しかし、手順を知らないと難しく感じることも。以下の動画が参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。

使用した道具のリンク

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